| 樹液に夢中になった昆虫は、どうやら少しは鈍くなるようだ。
お互いに頭を付き合わせながらも、まったく気にすることなく樹液を吸い続けるヘビトンボとカブトムシのメス(写真上)。 カブトムシがもしもオスだったら、大きな角が邪魔をして、このような場面にはならなかったのかもしれないが、ともかくまったくの他人同士でこうして一見仲良く食事をするというのも、たいへん微笑ましくもある。
ズブリと樹液に顔を突っ込むヘビトンボと、上品にストローを使うフクラスズメ(写真下)。この両者も普段はまったく無関係な生活を過ごしているが、こうして夜となるとまるで旧知の仲のように一時を過ごす。
| |