| タイワントビナナフシ、飛翔する! 2008/10/06(その1) | | 10月3日、宮崎市で行なった講演の内容で誤りがあったので、訂正しておきます。
講演のなかで、「タイワントビナナフシは翅があっても広げて滑空する程度」と話しましたが、今日の観察でそれが間違っていることに気付きました。
庭にいたタイワントビナナフシを手で持って高所から落とすと、見事に翅をはばたかせて飛翔しました。さらに梢に止まらせると、そこから別の梢へと自ら飛翔して移動しました。 飛行距離がどの程度まで伸びるのかはわかりませんが、タイワントビナナフシはちゃんと飛翔できることを確認しました。 そこであわてて文献を調べてみると、タイワントビナナフシが飛翔できると、ちゃんと記載されていました。
今日は宮崎日日新聞社の方が取材に来られ、タイワントビナナフシの翅を見てもらおうと、高所から何度も落としてみたのです。そこで自分の観察不足に気付いたというわけです。 講演に来ていただいた皆さんにお詫び申し上げると同時に、会場でお話しを聞いた方で、もしこの記事を読んだ方がいらっしゃれば、お友達などに教えてもらえれば、と願います。
これを機会に、タイワントビナナフシ飛翔シーンの再撮影を行なうつもりです。
| |