| 今日は雨が降ったり、雷が鳴ったり、風が強かったりと、天候は不安定だった。 雨はずっと降っていたわけではないが、地面が濡れているので今日は外の作業は中止。 室内で撮影セットの工作をした。昨日、自治会の支部長さんから、カブトムシの幼虫をいただいたので、さっそくその撮影用のセットを用意したわけであった。 自治会への加入は任意ではあるが、加入しないと公設のゴミ収集場所へゴミを出すことができない。これまでの東京での生活とはかなり違う。税金払っておればそれで良かろう、とはいかないのだ。 役場でもできるだけ自治会には加入するよう、それとなく勧められた。なにせ引越ししたばかりで、多量のゴミを抱えていたから、あまり深く考えずとも、自治会への加入は必至と思えたのであった。 この自治会絡みの話は長くなるので割愛するが、私たちの住居が所属する地区の支部長さんは、何かと気を遣ってくださり、通りがかりにも私たちの姿を見かけると車を止めて声を掛けてくれ、立ち話をしているうちに、私の職業をようやく納得してくれたようで、すぐさまご自宅からカブトムシ幼虫の入ったプランターをわざわざ持って来てくれたのであった。
さて、私の仕事部屋の一つは撮影スタジオをメインとした部屋であるが、その片隅の机には、いつもこのようにレンズを装着したカメラが雑然と並んでいる。こんな状況になったのも、敷地内で草刈作業などをしているうちに、いろいろと撮影する機会が多く、いつのまにかカメラは出しっぱなし、置きっぱなし、となってしまった。
本題のヒメスギカミキリだが、このカミキリは室内にもよく入ってくる。 じつは、住居近辺にはスギやヒノキの植林が多く、むしろ広葉樹の雑木林は少ないのである。植林地も今の日本では全国的にそうであるように、手入れが行き届かず、たいへん荒れている。 近所では植林地が圧倒的に多いのだが、それでもあちこちにわずかながらも、コナラやクヌギの林が見られる。それはいずれも若い木の林で、ほとんどがシイタケ栽培のための林である。 (写真上・E‐300 14‐54ミリズーム) (写真下・EOS‐5D EF65ミリマクロ)
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