準備

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一昨日からの工作も、今日で完了できた。

スタジオの片隅にある作業机は、デスクトップパソコンのi-Macが無くなったおかげで縮小できた。
机はほどほどの広さにしておきたい。机の上がいつの間にか物置スペースになっていた、なんてことになりかねないからだ。

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 今日は暖かいのでなんとか机に向かっていられたが、この部屋は暖房を入れないようにしており、しかも北向きなので冬の間はかなり冷える。このような光景はじつはここ二日間だけのことであり、冬には珍しいシーン。

  去年、久しぶりに少しだけ使ってみた「虫の目レンズ」だが、やはりどうしても低視点撮影ができないと困るケースがあった。そこで材料だけはすでに揃えてお いたので、冬の今のうちに低視点撮影用のレンズを新たに作っておいた。正確に言えばレンズを作るというより、レンズからの光路を曲げる鏡筒を作ったわけ だ。
「鍋焼きうどん」のアルミ鍋は、小物入れとして机上整理に役立つ。いや別にアルミ鍋でなくても良いのだが、、、、。

 窓の外からペキペキという、ササのはぜる音が聞こえてきた。
谷津田を見下ろしてみれば、田んぼの真ん中で刈ったばかりのササを農家の方が、燃やしている。ササを刈ったそのまま焼却できるなどというのは、なんとも羨ましい限りだ。
うちでは、少なくとも60センチ以下に裁断してからでないと焼却不可能である。この裁断作業はたいへん厄介であり、時間もたっぷり掛かる。
 
  ササ刈り作業は進んでいるが、随時に溜まったササを処分していかないといけない。積んでおけばいいようなものだが、そのスペースにも限りがある。だいたい ササが朽ちて土に戻るまでには2、3年どころかそれの何倍もの年数が必要であるから、刈ったササは焼却するしか策がないのである。
 もちろん乾燥させて有効利用もするけれど、必要以上に量が多すぎるのと、すでに立ち枯れてしまったササが、ササ林全体の半数以上を占めている。

 ササを刈るといっても、まずはその枯れてゴチャゴチャに絡んでいる枯れササを、一本一本抜き取っていく作業が必要となり、林の再生作業にはたくさんの工程がある。
 今日はどこから手をつけようか、などと作業前の思案も日々の日課となっている。
 

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