雑木林のへりで見つけておいた越冬蛹は、ナガサキアゲハとモンキアゲハの2種類。
このところ、こうしてチョウの越冬蛹が連続して登場するのは、意図的なのものではなく、成り行きに過ぎないのだが、私は蛹というものが妙に気になって仕方が無い。
完全変態をする昆虫のなかでも、やはりチョウの蛹は特に人の興味を引きつけるものがあるように思う。ガの仲間にもけっこう面白いものが揃っているが、しかし、チョウほどに目に触れ易いわけではなく、出会いの頻度は低い。
もっともそれは努力と情熱しだいでもあるけれど、、、、、。
このところ、こうしてチョウの越冬蛹が連続して登場するのは、意図的なのものではなく、成り行きに過ぎないのだが、私は蛹というものが妙に気になって仕方が無い。
完全変態をする昆虫のなかでも、やはりチョウの蛹は特に人の興味を引きつけるものがあるように思う。ガの仲間にもけっこう面白いものが揃っているが、しかし、チョウほどに目に触れ易いわけではなく、出会いの頻度は低い。
もっともそれは努力と情熱しだいでもあるけれど、、、、、。
ナガサキアゲハの蛹の顔は、こうだが↓ しかし、顔らしい表情は乏しい。
強いて言えば、ウサギのような耳に見えるとか、バットマンのシルエットみたい、、、とか。
そして、モンキアゲハの顔の部分も、ナガサキアゲハと同様。
ナガサキアゲハ越冬蛹は、幼虫が育ったキンカンのすぐ近くに植えてあるヤマアジサイの枝で見つかった。
そして、モンキアゲハ越冬蛹はエノキの枝先で見つかったが、こちらは2メートルの高さにある。したがって撮影するには脚立が必要だった(下の写真は昨年12月27日に撮影)。
ナガサキアゲハの蛹はいかにも隠蔽擬態にすぐれており、一方、モンキアゲハの蛹はたいへん目立つ。モンキアゲハの緑色鮮やかな姿は、蛹化した時期のエノキ の状況によるものだろうか。つまり、そのころにはまだ、エノキの葉っぱも茂っており、まだ緑色だったということだろうか。
ナガサキアゲハの越冬蛹については、すぐ傍のキンカンからやって来たことは間違いない。
しかし、モンキアゲハについては、キンカンよりか、林の中にあるカラスザンショウからやって来た可能性が高い、と見ている。