「東京の秋」

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今日はちょっと凄い標本がうちに届いた。

何が凄いのか説明したいところだが、昆虫関係誌に公表する予定なので、残念ながら今ここでは書けない。


W2225304.jpg今日、紹介したいのは私がときどき書棚から取り出して読み返す本の一冊。

荒木経惟+陽子『東京は秋』 (筑摩書房)1992年

私はこの写真+夫婦の会話文を読むごとに、
自分の幼少の頃の町の様子を想い出す。
私の町とは、東京とかけ離れた松山だが、
土壁の崩れていく匂いがたまらなく漂ってくる。

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