先日、ウスタビガのまゆを見つけたクヌギ林のなかには、
キノコのツチグリがあった。
自然界において、ツチグリの胞子噴射とは
どういうきっかけで起きるのだろうか。
いや、じつは考えるまでもなく、
私はその瞬間を偶然にも何回か目撃したことがある。
おそらく私と同じような経験をもつ人も少なからずいらっしゃるだろう。
まずは、連続写真を見ていただこう。
キノコのツチグリがあった。
自然界において、ツチグリの胞子噴射とは
どういうきっかけで起きるのだろうか。
いや、じつは考えるまでもなく、
私はその瞬間を偶然にも何回か目撃したことがある。
おそらく私と同じような経験をもつ人も少なからずいらっしゃるだろう。
まずは、連続写真を見ていただこう。
例えば木々の梢から落下してくる雨滴などが、ツチグリの坊主頭に命中すれば、
その圧力でもって、胞子が天空に向かって噴射するのである。
もちろん先の写真はスタジオでそれを再現したもの。
この胞子噴射の様子はいかにも穏やかで、
「ホワッ!!」と、いうような擬音語が似合うだろうか。
こうしてゆっくり時間と日数をかけ、ツチグリの胞子は少しづつ、
広く遠くへと拡散していくのだろう。
もちろん、ツチグリ遊びをすれば、「ホワッ!!」どころではない、
「ブシュシューッン!!」「ブフォッフォ~ン!!」などと、
凄まじい、噴射となるのであり、
ツチグリを見つければ、ちょいと一発やってから、などと誘惑に駆られるのである。
今日はなんどか強制噴射を繰り返しているうちに、
番町皿屋敷のお菊みたく、幽霊の姿が、「ドロドロドロドロ~」ってことに、、、、、。