草むらに顔を近づけてみると、パチン、パチンと小さくはじける音がする。
あちこちでその音を追いかけてみるが、その正体はすぐどこかへと姿を消してしまう。
ようやくのことで、ヒシバッタの姿をとらえたと思ったら、次の瞬間、もういない。
まるで加速度装置で瞬間移動できる「サイボーグ009」、のようだ。
草むらにころがっていると、たいへん暖かい。ヒシバッタたちが元気なのもそのせいだろうか。
あちこちでその音を追いかけてみるが、その正体はすぐどこかへと姿を消してしまう。
ようやくのことで、ヒシバッタの姿をとらえたと思ったら、次の瞬間、もういない。
まるで加速度装置で瞬間移動できる「サイボーグ009」、のようだ。
草むらにころがっていると、たいへん暖かい。ヒシバッタたちが元気なのもそのせいだろうか。