日本にもシュモクバエの一種がいたの!?ほんと!?
その驚愕すべき出会いは、1995年の7月3日のことだった。
あまりの暑さに木陰へと逃げ込み、渓流の大きな石の上に横たわっていたときのこと、、、。
その驚愕すべき出会いは、1995年の7月3日のことだった。
あまりの暑さに木陰へと逃げ込み、渓流の大きな石の上に横たわっていたときのこと、、、。
渓流の流れを堰き止めそうな大きな石。その表面には無数の小さなハエが群れ歩いていた。
ミギワバエの一種だろうか?腹ばいになって顔を近づけて見れば、
なんと両眼が大きく離れた、シュモクバエだ!
まさか、見間違いではあるまいか?いや、そんなことはない。
無造作に捨てられたパイナップルにもたかっている。
これはしっかり撮影せねば。標本も採集しておかねば。
しかし、なんとも小さいハエであることか。体長は5ミリにも満たない。
所持していた接写レンズはマクロ100ミリしかない。
なんとか倍率を稼ぐために、厚い接写リングを2枚継ぎ足したが、まだ倍率が足りない。
(上の写真は、トリミングしており、ポジフィルムからスキャニングしたもの。)
翌年1996年、『朝日科学』3月号誌上で、
「日本でも見つかった奇虫シュモクバエ」と題して写真と文章が掲載された。
(本種が日本で最初に記録されたのは1993年のことだった。)
初めてヒメシュモクバエを撮影してから8年後の2003年、7月。
私が寝転がっていた渓流の様子は一変していた。
渓流はコンクリートで護岸され、ヒメシュモクバエの姿はもう無かった。
あんなにいっぱい歩き回っていたシュモクバエは何処へ消えたのだろう?
しかし、現地で新たな生息地の情報をある方から教えていただき、
ふたたび、ヒメシュモクバエに会うことができた。
(写真は、2003年7月、石垣島で撮影。EOS-1D マークⅡ、Canonマクロ65ミリレンズ)
ミギワバエの一種だろうか?腹ばいになって顔を近づけて見れば、
なんと両眼が大きく離れた、シュモクバエだ!
まさか、見間違いではあるまいか?いや、そんなことはない。
無造作に捨てられたパイナップルにもたかっている。
これはしっかり撮影せねば。標本も採集しておかねば。
しかし、なんとも小さいハエであることか。体長は5ミリにも満たない。
所持していた接写レンズはマクロ100ミリしかない。
なんとか倍率を稼ぐために、厚い接写リングを2枚継ぎ足したが、まだ倍率が足りない。
(上の写真は、トリミングしており、ポジフィルムからスキャニングしたもの。)
翌年1996年、『朝日科学』3月号誌上で、
「日本でも見つかった奇虫シュモクバエ」と題して写真と文章が掲載された。
(本種が日本で最初に記録されたのは1993年のことだった。)
初めてヒメシュモクバエを撮影してから8年後の2003年、7月。
私が寝転がっていた渓流の様子は一変していた。
渓流はコンクリートで護岸され、ヒメシュモクバエの姿はもう無かった。
あんなにいっぱい歩き回っていたシュモクバエは何処へ消えたのだろう?
しかし、現地で新たな生息地の情報をある方から教えていただき、
ふたたび、ヒメシュモクバエに会うことができた。
(写真は、2003年7月、石垣島で撮影。EOS-1D マークⅡ、Canonマクロ65ミリレンズ)