金華山ふたたび

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前回に続いて、宮城県、牡鹿半島沖合い、金華山の話題。

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(写真は、島内の林床の様子。低木層がほとんどなく、どこも歩き易い。2003年、5月撮影)
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前回の記事で、神社境内には参拝者に踏み潰されたオオセンチコガネの死骸をよく見かけると書いた。

死んだオオセンチコガネに集まってくる生き物もまた様々。
写真はムネカアオオアリがやってきたところだが、このあと一生懸命に持ち運ぼうとしていた。

沢沿いを歩いていると見慣れないカタツムリに出遭った。
東北のカタツムリだと、この地方特有のカタツムリだろうか?

P7071426.jpg参拝客はまた、島内のシカに餌を与えて興じる。これも観光資源ということだろう。

P7112104.jpg餌やり、を通じて野生動物と親しむ。その是非はよく論じられるところだ。

金華山に渡れば、シカ以外にも、船上でこんな光景に出くわす。↓

P7071345.jpg船には餌が用意されており、それがなぜだかキャラメルコーン

ウミネコに与える餌がキャラメルコーンである理由はなんなのか、まだ調べていない。

PA230443.jpg金華山ではシカの生態観察、研究も盛んに行われている。
フィールドノートを手にして観察している学生さんにもよく出会う。

つまり、金華山とはたいへん特異な自然環境にあって、
その成り立ちの歴史や現在の生態系の様子などを見ていく上で、格好のフィールドであり、
そして一方で、人と自然との関わり合い方を改めて考察するには、もってこいの場所でもある。


機会あればまた、この東北の孤島を訪れてみたいと私は願っている。
東京に住んでいた頃と比べて、
今の宮崎からだとかなりの覚悟と時間の余裕も必要だが、、、、、、。




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