春の陽射し

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明日の後半からはまた天候が崩れそうだ。

そこで今朝はもっとも近場のフィールドへ出掛けてみた。
ここは小さな渓流に沿って林道があり、小高い山の上部に出ればクヌギ林が多い。

少し霞んでいるが、山の頂から桜島が遠くに見えた。

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林の芽吹きの様子なども見ておきたかったし、
自分の体調の具合も確かめておこうと思った。

さすがにマンサクの花はほとんど終わっており、キブシも花盛りを過ぎたようだ。
それでもエゴノキやミツバアケビ、サルトリイバラなどの芽吹きが陽に透けて目にまぶしい。

春の陽射しを浴びていると気持ちが良い。

W2126072.jpgこちらのエゴノキは関東などに比べて少ないが、ここの谷間には比較的まとまって生えている。

マムシグサの花も林の縁でたくさん見られた。

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路上で吸水するルリシジの数も多い。

 
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クヌギ林の間を抜ける小道では、地面スレスレを黒っぽいミヤマセセが跳ねるように舞っている。
その数も少なくない。春だけに現れる可憐なチョウだ。

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2時間ほどフィールドに出てみたが、やはり歩くとすぐに疲れる。

家に戻って昼食後、しばらく寝込んでしまった。
手術で腹部の大きな筋肉を2箇所切ったわけだから、その部分が完全に元通りになるには、
まだかなり時間がかるようだ。
そもそも下腹に力が入らないから、喋るのさえシンドイこともある。
こんなにもダメージが残るのか、と改めて感じた。

フィールドでの撮影はせいぜい1時間程度におさえなければならず、
歩くのもできるだけ控えておきたい。

辛いけれどもう少しの辛抱だろう。
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