ゆうづつ「夕星」

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宵の明星を平安時代の人は「ゆうづつ」と呼んでいたらしい。

午後7時過ぎころ、西の空に明るい明星が見えた(画面左上)。
画面右の山のシルエットは霧島山。

56168.jpg金星は太陽系のなかでも太陽から2番目に位置する惑星だから、たいへん暑いとこらしい。
地球と大きさなどが似ていることから「姉妹惑星」とまで呼ばれても、そこへ人間が移住するとなると、
あまりにも問題がありすぎるという。

その金星の表面の様子が、次の写真。
W2156154.jpg、、、、、、、、、、、というのは、冗談だが。(答えは最後に)

昔、小学生のころに『金星探検』というSF小説を読んだ記憶がある。
もう内容は忘れたが、学校の図書室でよく読み耽っていたのは、そんなSFものばかりだった。

『金星探検』という小説の著者を調べてみたら、ロシアのアレクサンドル・ベリャーエフという作家だった。ベリャーエフの著書には『ドウエル教授の首』というのがあって、このSF小説は私が中学生のときに読んだはずだ。ああ、なんだかとても懐かしい。

小学校の図書室にあった『金星探検』はしかし、ベリャーエフの書いたものだったかどうかは、あやふやなところがある。
他にも「土星探検」「火星探検」などと、各惑星の探検物語があって、ベリャーエフの本とは違う子供向けシリーズものだったかもしれない。

さて、金星の表面などという冗談の写真の正体は、

 じつは、ベニシジミ蛹の頭部近くの表皮である。








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