サクラ咲いたら、登ります。

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お花見も気になるが、仕事のこともあって時間が作れない。

お花見と言えば、この時期に落ち葉の下からエノキの梢へと登ってくるのが、ゴマダラチョウ越冬幼虫だ。

観察するときは、低い位置に小枝が多くあるエノキを選ぶといい。

あるいは50~60センチ程度の小さな実生木でもいい。

幼虫は多くの場合、なぜか枝又に落ち着く。

X2264534.jpg枝又を反対側から覗いてみれば、、、、、

X2264556.jpg
お顔が見えた。

お顔は逆光に透けて見えるが、これはもうこの頭部が空洞になりつつある証拠である。

そう、この幼虫はもうじき脱皮する。

すでに新しい頭は、このいずれ脱ぎ捨てられる頭のうしろ部分に出来上がっている。

しかし、枝又にアゴを乗せているこの姿勢を見るたびに、まるでギロチン台だなあ、と思うのだが、、。

(写真/E-3  シグマ105ミリマクロ )

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