歩く枯れ葉

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庭の小さなクヌギには、キマエアオシャク幼虫が3匹いることは前にも紹介した。

さて、そのクヌギに残っていた枯れ葉になにやら気配を感じる。

最初はなんだかよくわからないが、それでも気に掛かるので近づいてみれば、

サツマヒメカマキリの幼虫だった。

いや、本種がサツマヒメカマキリか、ヒメカマキリなのかは、まだ確認できていない。

これは2年前に引っ越してきてからの課題となっているが、

ヒメカマキリ属 Acromantis 2種を、きっちりと区別同定できる人が、

いったい何人いることだろうか?

私はとりあえず、幼虫越冬するものをサツマヒメカマキリではなかろうか?と暫定的に

区別している。季節ごとに成虫標本を集め、きちんと整理して精査すれば手掛かり

くらいは掴めるか、と思うが、腰が重い。

(写真/ E-3 シグマ105ミリ )

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