脇役だが

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昨日は半年ぶりに草刈作業をしてみた。

してみた、というのは、やはりまだ体の調子が気に掛かるからだ。

筋力が落ちてもいるので刈り払い機を扱うのも慎重になる。

途中でけっこうバテテ、しばらく林内の倒木に座り込んでしまった。

それでも2時間ほどかけて、かなりの面積をこなした。

そうこうしているうちに小学校PTAの懇親会の時間となった。

シャワーを浴びている時間もなかったので、着替えだけして駆けつけてみれば、

参加者のほとんどの方が座についていた。

女性陣と男性陣が見事に分かれており、なんと男性陣のテーブルには空きが無い。

仕方が無いので女性陣の方へ割り込ませてもらった。

しばらくすると、私を見かねてか、男性陣のほうに席を用意してくれた方がいた。

さて、今日は雨となり、終日、デスクワークとなった。

そこで写真は数日前のもの。

X2157092.jpgナナホシテントウは昆虫のなかでもたいへんな人気者で、昆虫写真の仕事の上でも

注文や依頼は多い。

その一方、かならず被写体となるもナナホシテントウの餌として扱われるのがアブラムシ。

アブラムシという呼び方は、ときにゴキブリを指すのでこれまた不人気の要因になる。

ま、ウジャウジャと植物にたかる様は、気味悪いと嫌われ、園芸家にとっては憎き

害虫にしか過ぎない。そんなわけで、アブラムシに主演の依頼はまず来ないのだ。

だがしかし、待てよ。

アブラムシの姿をじっくりと見たことがある人が、どれだけいるだろうか?

気味悪いのは集団であるが故で、渋谷駅前の怒涛のような人ごみも

少し離れてみればいくら美人が多数混じっていようとも、

その有様は誰が見てもけっして心地よいものではない。

そう、アブラムシもよ~くその個体を見てみるべきだ。

美人ではないかもしれんが、なんとも可愛いやつなのだ。

X2157112.jpgそして、今の時期、どれも皆メスであって、成虫はこうしてお産に励んでいる。

厳密に言えば、お産ではなく産仔というが、ま、そんなことはどうでもいい。

こうしてたくさんのメスがどんどんこどもを産むので、あのような群れになってしまう。


( 写真/ E-3  ズイコーデジタル35ミリマクロ+1.4倍テレコン)






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