春風

| | トラックバック(0)
居間にごろんと横たわると、外の林がゆさゆさ風に揺れていた。

もうすっかりクヌギも若葉をまとった。

W2217861.jpg芽吹きがどうのこうの、と言ってたのはついこの間のことではないか。

W2217869.jpg風にはげしく身悶えるようなクヌギの木を見ていると、

そばに寄ってみたくなった。

大きな脚立を持ち出し、てっぺんまで登ってみたが、もっと高い脚立が欲しいな。

おおきいよな、おまえさん。

クヌギの花の時期もとっくに終わり、萎れた雄花が雨のごとく降り注ぐ毎日だ。

昨日の雨で、雨どいからドッと、その雄花くずが吐き出されていた。

W2217844.jpg( 写真上、下/ E-520  ズイコーデジタル14ー54ミリズーム )
( 写真中  /  E-520  ズイコーデジタル7-14ミリズーム ) 




« 来客       タコゾウムシsp.の幼虫 »