明日、午後2時から
宮崎県立図書館で『虫のふしぎさがし』と題して私の講演がある。
今回は「こどもの読書週間」の行事としての記念講演。
宮崎に来てからまだ3年目を迎えたばかりだが、こうした催しに招いていただき
たいへん有難いと思っている。
大勢の方の前で虫の話をできる機会はとても稀であるから、とても楽しみにしている。
虫の世界のことをできるだけ正確に伝えることも大事かもしれないが、
私はそれ以上に虫という存在に目を向けるきっかけを得ていただきたい、と思っている。
虫はどこにでもいるからだ。
けっして、わざわざ出掛けていく必要などない。
お父さんやお母さんが、貴重な休日を費やして、そしてガソリン代を費やして、
名勝地へと遠出することなど、まったく必要ないのである。
アウトドア関係の雑誌など必要ない。
昆虫観察などと、肩に力を入れる必要もない。
そもそも、虫は向こうからやって来るからだ。
待てば良い。
虫を待つという、その感覚を掴むことができたなら、もう何も難しいことなどない。
来る虫が自分にとって好ましいか、そうでないか、
そのあたりの許容範囲が広がってくるなら、自然への洞察力も少しは深まってきたな、
と自信を持ってもいいではないだろうか。
明日は、写真だけでなく実物の虫も持参する予定である。
もしやその虫との出会いがある人にとっては素敵な出会いになるなら、
とわずかな期待もしたい。
宮崎県立図書館で『虫のふしぎさがし』と題して私の講演がある。
今回は「こどもの読書週間」の行事としての記念講演。
宮崎に来てからまだ3年目を迎えたばかりだが、こうした催しに招いていただき
たいへん有難いと思っている。
大勢の方の前で虫の話をできる機会はとても稀であるから、とても楽しみにしている。
虫の世界のことをできるだけ正確に伝えることも大事かもしれないが、
私はそれ以上に虫という存在に目を向けるきっかけを得ていただきたい、と思っている。
虫はどこにでもいるからだ。
けっして、わざわざ出掛けていく必要などない。
お父さんやお母さんが、貴重な休日を費やして、そしてガソリン代を費やして、
名勝地へと遠出することなど、まったく必要ないのである。
アウトドア関係の雑誌など必要ない。
昆虫観察などと、肩に力を入れる必要もない。
そもそも、虫は向こうからやって来るからだ。
待てば良い。
虫を待つという、その感覚を掴むことができたなら、もう何も難しいことなどない。
来る虫が自分にとって好ましいか、そうでないか、
そのあたりの許容範囲が広がってくるなら、自然への洞察力も少しは深まってきたな、
と自信を持ってもいいではないだろうか。
明日は、写真だけでなく実物の虫も持参する予定である。
もしやその虫との出会いがある人にとっては素敵な出会いになるなら、
とわずかな期待もしたい。