超・神業?高倍率接写

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今日は、昆虫観察会を行うための下見ということで、都城市の安久児童館というところに行ってきた。

散歩の時間に訪れた溜池のイヌビワで、イシガケチョウの卵をいくつか見つけた。

イヌビワの開きかけた若葉に産み付けられた山吹色の卵は、小さくても容易く発見できる。

しかし、この小さな卵を大きく撮影するとなると、けっこう厄介だ。

X2035338.jpg今日の写真は、撮影倍率で言えば約7倍となる。つまりカメラの受像素子面に実物の7倍の大きさで写し込むことになる。

使用したレンズはズイコーマクロ20ミリで、これに2倍テレコンを着けてカメラは、E-3。

この組み合わせで、手持ち撮影だから、かなり無謀と言える。

しかもオート絞りではないから、フォーカス合わせしたあとレンズの絞り込みボタンをグイっと押し込んでから、シャッターを切る。

となると、押し込んだ瞬間、カメラ全体が揺らがないようにしっかり保持していないと、
フォーカスが狂うし、被写体も画面の思い通りの場所から外れてしまう。

このような撮影法、通常は行わない。

機材を極力コンパクトにして、なおかつ高倍率接写撮影をしたいときに考えられる方法、つまり簡易撮影法ということだ。

機材を極力切り詰めたい辺境のフィールドで仕事をするときなど、重宝するときもあるかもしれない。

だからそんな場合にも備えて、敢えてこのような無謀な撮影法も練習しておきたい、、、、、、

などと言えば、聞こえもいいはず。

(写真/ E-3  ズイコーマクロ20ミリ + 2倍テレコン 内臓ストロボ、FL36Rストロボ2灯 )








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