人里の花と虫

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人里でよく見かける、ノアザミ。

田畑の畦道や明るい草地に多く咲いている。うちの庭にも何株かあるが、もっと株数が増えてほしい

と思っている。

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うちの敷地の北側と西側は草地の法面で、
ここをできるだけ近所の畦道と同じような植生に
維持したい。
今までの2年間、こまめに草刈りを行ってきたおかげで、少しづつその思惑通りの植生になりつつある。

畦道の草地はすぐお隣にあるのだが、
そこと同じような四季の移ろいを自分の土地で
も再現しようというわけだ。
これがしかし意外と難しい。
ともかく、法面の草地に関しては、
特定の昆虫を呼ぶための植物を植えるつもりはな
い。家の周りの農地環境に入り込んでいる植生そのままでいい。







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植生ということでは、うちの周辺にはスギの植林
がやたらと多い。
このことは少し残念なのだが、昨日のこと、
ハルゼミの鳴き声が家のすぐ近くから聞こえてきた。
植林が多く、そのなかでマツはたいへん稀にしか
生えていないが、どうやら見落としている場所があ
るのだろうと思えた。ただし、ハルゼミはスギやヒノキでも産卵することがあるそうだ。
写真のスギ林の奥には以前、イノシシの罠が仕掛けてあった。

イノシシが一度罠に掛かったことがあるそうだが、針金が切られて逃走されたと聞いている。

イノシシの力を侮ってはいけないようだ。

( 写真/ E-520 ズイコーデジタル14-54ミリズーム )














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