22日から26日までの5日間は、東京~群馬に赴いていた。
行程は以下のとおり。
22日: 宮崎→羽田→群馬、大間々市に投宿、
23日: 「ぐんま昆虫の森」で友の会総会+観察会のあと、群馬、水上に投宿。
24日: 水上のフィールドで一日、撮影。
25日: 午前中、清瀬、野塩保育園でお散歩観察会のあと、
都内、出版社で打ち合わせ、そしてOLYMPUSプロサロンに立ち寄る。
26日: 午前中、渋谷のネイチャープロダクションに立ち寄り、午後、東京写真学園で取材受け。
午後7時20分、宮崎空港着。
23日、24日の夜は雨となったが、それ以外は天候に恵まれて予定通りの
スケジュールをこなすことができた。
25日の清瀬は、朝方どんよりと曇っていたが、お散歩観察会に出るあたりから、
しだいに天気は回復してきて青空が広がった。
写真上は、空堀川と雑木林そして住宅が並ぶという、ずいぶん懐かしい風景。
『昆虫ある記』武蔵野編の舞台となった中里に近く、ほぼ同じ環境だ。
雑木林で保育園の子どもたちと虫探し。
朽木の下から、ヘビの赤ちゃんが見つかった↑。
女の子も男の子も、手にとっては楽しそうにしている。恐がる子はいない。
ヘビに弱い私も初めてヘビを掴んでみた。ま、これだけ小さいと可愛らしさのほうが
先行する。アオダイショウか、それともジムグリあたりだろうか?
ヘビの赤ちゃんはさらにもう一匹見つかった。 持って帰りたい!という
当然しごくの声もあったが、やはり元の場所に返してあげよう、ということに。
コクワガタの幼虫は見つかったが、カブトムシ幼虫は見当たらず、少し残念。
林床を歩くヒキガエルの子どもを発見。これまた、みんなで奪い合いの人気者となる。
ヒキガエルは観念したかのように、おとなしい。このおとなしい姿が余計に可愛いく見えるの
だろうか、とくに女の子たちの間で順番に抱えられていた。
ま、ヒキガエルも災難ではあった。
ここの雑木林は都だったか、あるいは東村山市だったか忘れたが、私有地ではなく、
官有地だったと思う。 近隣の方々にとっては格好の散歩コースともなっており、
土がむき出しになった幅拾い路がその通行量の多さを物語っている。
林床への立ち入りも制限はなく自然観察者にとっては嬉しいフィールドとなる。
立ち枯れたコナラやクヌギの朽木にはナタで削った跡がやたらと多く、
クワガタ採りに夢中となった子ども、あるいは大人の姿が目に浮かぶようだ。
このような雑木林が、しかしこれから先どのような姿で存続していくのか、
そのことを考えてみれば、楽観的にはいられない気分にもなる。
(写真/ E-520 ズイコーデジタル14ー54ミリズームレンズ )
行程は以下のとおり。
22日: 宮崎→羽田→群馬、大間々市に投宿、
23日: 「ぐんま昆虫の森」で友の会総会+観察会のあと、群馬、水上に投宿。
24日: 水上のフィールドで一日、撮影。
25日: 午前中、清瀬、野塩保育園でお散歩観察会のあと、
都内、出版社で打ち合わせ、そしてOLYMPUSプロサロンに立ち寄る。
26日: 午前中、渋谷のネイチャープロダクションに立ち寄り、午後、東京写真学園で取材受け。
午後7時20分、宮崎空港着。
23日、24日の夜は雨となったが、それ以外は天候に恵まれて予定通りの
スケジュールをこなすことができた。
25日の清瀬は、朝方どんよりと曇っていたが、お散歩観察会に出るあたりから、
しだいに天気は回復してきて青空が広がった。
写真上は、空堀川と雑木林そして住宅が並ぶという、ずいぶん懐かしい風景。
『昆虫ある記』武蔵野編の舞台となった中里に近く、ほぼ同じ環境だ。
雑木林で保育園の子どもたちと虫探し。
朽木の下から、ヘビの赤ちゃんが見つかった↑。
女の子も男の子も、手にとっては楽しそうにしている。恐がる子はいない。
ヘビに弱い私も初めてヘビを掴んでみた。ま、これだけ小さいと可愛らしさのほうが
先行する。アオダイショウか、それともジムグリあたりだろうか?
ヘビの赤ちゃんはさらにもう一匹見つかった。 持って帰りたい!という
当然しごくの声もあったが、やはり元の場所に返してあげよう、ということに。
コクワガタの幼虫は見つかったが、カブトムシ幼虫は見当たらず、少し残念。
林床を歩くヒキガエルの子どもを発見。これまた、みんなで奪い合いの人気者となる。
ヒキガエルは観念したかのように、おとなしい。このおとなしい姿が余計に可愛いく見えるの
だろうか、とくに女の子たちの間で順番に抱えられていた。
ま、ヒキガエルも災難ではあった。
ここの雑木林は都だったか、あるいは東村山市だったか忘れたが、私有地ではなく、
官有地だったと思う。 近隣の方々にとっては格好の散歩コースともなっており、
土がむき出しになった幅拾い路がその通行量の多さを物語っている。
林床への立ち入りも制限はなく自然観察者にとっては嬉しいフィールドとなる。
立ち枯れたコナラやクヌギの朽木にはナタで削った跡がやたらと多く、
クワガタ採りに夢中となった子ども、あるいは大人の姿が目に浮かぶようだ。
このような雑木林が、しかしこれから先どのような姿で存続していくのか、
そのことを考えてみれば、楽観的にはいられない気分にもなる。
(写真/ E-520 ズイコーデジタル14ー54ミリズームレンズ )