ベニボタル類

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庭のヤマアジサイの葉上にいた。

W2061689.jpg前胸背面の深い彫刻のような模様が特徴的だが、

本種はヒシベニボタル類のどれかだろうか?

この仲間は似たような種類が多く、同定は難しい。

きちんと標本を作り、実体顕微鏡下で精査しながら同定作業をする必要がある。

( 写真/ E-520  ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )


今日は、都城市の安久児童館の子どもたちと野外観察会を行った。

5月に引き続き2回目だ。

「六ヶ村城」という小高い丘までの山道を皆で歩いてみたが、

1時間半くらいの間で、目撃も含めて44種類の昆虫、クモを記録できた。

イシガケチョウの卵や幼虫を持ち帰る子や、

アリジゴク、ジグモなどを飼うと言って大事そうに持ち帰る子もいた。

私自身は小学生のころに、こうした観察会などに参加した経験はまったくない。

自然について野外で実地に教わるなどということは皆無だ。

もしあったとすれば、父親からモズのはやにえを教えてもらったことぐらいだろうか。

大人と一緒に歩き、知らない虫がいれば、その名前や習性などを教えてもらえる。

なんだか、とてもぜいたくな時間を過ごせているような気がする。

そういう自分も子どもたちと歩いていて、とても楽しいのだが。

「六ヶ村城」は、薩摩藩の見張り台だったそうだ。

ここの眺望はたいへん良くて、遠く霧島山を背後に都城盆地をざっと見渡せる位置にある。

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