材とカミキリ

| | トラックバック(0)
昨年の暮れに、うちの敷地と隣との境にあるコナラの木を3本、切リ倒した。

切ったのは隣の土地の持ち主の方だが、

倒したたコナラは折半しましょう、ということになった。

チェンソーで切るといっても、これは慣れないと危険でもあり、たいへんな作業だ。

私は切り倒す作業をしなかった代わりに、不要となる枝の部分の後片付けをさせて

もらった。それだけでも2,3日は掛かる作業量があった。

さて、お隣の方はシイタケ栽培用のホダ木にするのが目的だったが、

切ったコナラを、うちでは雑木林の中に立てかけて放置しておいた。

私のねらいは、このコナラ材にいろいろな虫が産卵に来てもらうことであり、

シイタケ栽培はまったく考えていなかった。

今日はそろそろカミキリムシでも来ているだろうと思い、久しぶりに覗いてみた。

小さなタマムシ類などもいる中、

キスジトラカミキリのメスが産卵に来ていた。

X30828851.jpg
X30828583.jpg
キスジトラカミキリの体毛には黄色い花粉がいっぱい着いている。

どうやらアカメガシワの花で食事をしていたらしい。

そういえば、アカメガシワの花ではたくさんの昆虫たちでにぎわっている。

( 写真/ E-3  ズイコーD 35ミリマクロ+1.4倍テレコン サンパックB3000S+ハクバデジタルスレーブストロボ )


« 成虫が先か、幼虫が先か。       チョッキリ »