隣町のある山間に、クヌギとニレの樹液酒場があって、2年前からときどき通ってきた。
今日は撮影の仕事のついでに、樹液の様子を見ておくつもりでそこへ立ち寄ってみた。
しかし、どの木も樹液はまったく出ていない。今年は出遅れているようだ。
それはともかく、木の裏側に回ってみると、どの木にもズタズタにナタを打ち込んだ痕があった。
これは、酷いやり方だ。クヌギもニレもたまったものではない.
めぼしい木は全部、こうなっている。
踏み痕にはタバコの吸殻も目立つ。
ここはもはや、クワガタ収穫スポットとしか見なされていない。
これを行った者どもは、クワガタしか見ていないはずだ。
クワガタ採集のためなら手段を選ばないやり方は、こういったこと以外にも
チェンソーでの切り倒し、工事用強力照明器具、花火、、、、、ともかく、
何が何でもクワガタを炙り出してやろうと、考えられる限りの策を繰り出す。
オレにとっての虫を採集する楽しみというのは、こうなんだよ!と主張したい輩は少なくない。
いやしかし、私に言わせれば、それはもはや昆虫採集などではない。
私は困った。もうここでは樹液酒場の撮影はできない。
個人的に困ったというだけではない。この惨状を見た子供たちは、どう感じるだろうか。
採集のマナーができてない、などという、なよっちい言葉など使いたくはない。
それ以前のもっと根本的な問題に関わることだと思う。
今日は撮影の仕事のついでに、樹液の様子を見ておくつもりでそこへ立ち寄ってみた。
しかし、どの木も樹液はまったく出ていない。今年は出遅れているようだ。
それはともかく、木の裏側に回ってみると、どの木にもズタズタにナタを打ち込んだ痕があった。
これは、酷いやり方だ。クヌギもニレもたまったものではない.
めぼしい木は全部、こうなっている。
踏み痕にはタバコの吸殻も目立つ。
ここはもはや、クワガタ収穫スポットとしか見なされていない。
これを行った者どもは、クワガタしか見ていないはずだ。
クワガタ採集のためなら手段を選ばないやり方は、こういったこと以外にも
チェンソーでの切り倒し、工事用強力照明器具、花火、、、、、ともかく、
何が何でもクワガタを炙り出してやろうと、考えられる限りの策を繰り出す。
オレにとっての虫を採集する楽しみというのは、こうなんだよ!と主張したい輩は少なくない。
いやしかし、私に言わせれば、それはもはや昆虫採集などではない。
私は困った。もうここでは樹液酒場の撮影はできない。
個人的に困ったというだけではない。この惨状を見た子供たちは、どう感じるだろうか。
採集のマナーができてない、などという、なよっちい言葉など使いたくはない。
それ以前のもっと根本的な問題に関わることだと思う。