風呂に入ろうとして、脱衣所の洗面台にアシダカグモを見つけた。
わが家にはごく普通に棲んでいるので、小学生の子どももさして驚くでもない。
しかし、なんだか様子がおかしいのだ。
右後ろ脚が、やけに短いのである。
どうやらこのアシダカグモは何らかの事件に遭遇し、脚を損傷したか
大部分を損失したのであろうと思う。
8本、脚があっても1本欠けるのは大きな痛手には違いないだろう。
だが、クモの体の凄いところは、脱皮に際して少しずつ再生する能力をもっていることだ。
再生するとはいっても、完璧に元通りになるとは限らない。
若い頃に負った傷なら、脱皮の回数も多いから再生の見通しも明るいのかもしれない。
人も若いころに苦労を積んでいるほど、老いて穏やかな人格者になれるのかもしれない。
自分はどうであったろうか?などと、振り返ることも多くなったが、やはり歳とったせいだ。
( 写真/ E-520 ズイコーD 50ミリマクロ )
わが家にはごく普通に棲んでいるので、小学生の子どももさして驚くでもない。
しかし、なんだか様子がおかしいのだ。
右後ろ脚が、やけに短いのである。
どうやらこのアシダカグモは何らかの事件に遭遇し、脚を損傷したか
大部分を損失したのであろうと思う。
8本、脚があっても1本欠けるのは大きな痛手には違いないだろう。
だが、クモの体の凄いところは、脱皮に際して少しずつ再生する能力をもっていることだ。
再生するとはいっても、完璧に元通りになるとは限らない。
若い頃に負った傷なら、脱皮の回数も多いから再生の見通しも明るいのかもしれない。
人も若いころに苦労を積んでいるほど、老いて穏やかな人格者になれるのかもしれない。
自分はどうであったろうか?などと、振り返ることも多くなったが、やはり歳とったせいだ。
( 写真/ E-520 ズイコーD 50ミリマクロ )