昆虫観察会

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昨日は、宮崎市、学園木花台小学校で講演を行った。

うちの子供が通う梶山小学校の全校生徒数の10倍程度の大きな規模の学校だ。

午前中の3時限を使って、3回連続の講演。

校長室でくつろいでいると、部屋の床をサワガニが歩いていた。

「この辺りはサワガニが多いのですよ」と聞いた。

人口集中地区ではあるが、元々そういう環境なのだ。したがって、日々の生活のなかで

昆虫の姿に触れる機会も多いようだ。読み聞かせの会のお母さん達から伺った

お話でもその辺りのことがよくわかった。

45分の授業時間でお話をするのはこれで2回目だが、最初の1時間目は

質問時間の10分を残してうまくおさめることができた。

しかし2時間目、3時間目としだいに余裕がなくなり、ギリギリになってしまった。

総じての感想では、3,4年生の子供たちの反応が一番、元気であったと思う。


で、今日は都城市の安久児童館で、3回目の昆虫観察会。

クヌギの木のある場所まで、総勢30人程度で歩いてみた。

歩いている間に確認できた昆虫は、全部で61種類。

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( 写真/ オリンパス E-P1 14-42ミリ )

みんなが期待していたカブトムシはいなかったが、コクワガタの雌雄と、ヒラタクワガタの♀が

見つかった。

観察会の最後のほうで、オガタマノキの生垣でヤクシマルリシジミの産卵を見ることが出来た。

産んだばかりの卵と、若い幼虫が見つかった。これにはたいへん感動した子もいた。

チョウが卵を産む瞬間を、私の実況を聞きながら目の前で見ることができたのだから、、、、。

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( 写真/ E-520  ズイコーマクロ20ミリ+オートベローズ ストロボ4灯 
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