先月、庭のクヌギで見つけた、けったいな姿の幼虫。その正体はヨツボシテントウであった。
その幼虫たちも成虫へと成長し、このところまったく姿を見かけることはなかった。
今朝、ハラビロカマキリ幼虫のビデオ撮影をしているときに、
クヌギの若葉でムラサキシジミ幼虫が目に入った。
幼虫にはアミメアリがたかっている。
ビデオ撮影がひと段落してから覗いてみれば、なんだか様子がおかしい。
ムラサキシジミ幼虫の背中に、ヨツボシテントウ幼虫が乗っているのであった。
しかも、ヨツボシテントウ幼虫は、ムラサキシジミ幼虫の蜜腺のあたりに口を押し付けているので
ある。たくさん通ってきているアミメアリたちは、この蜜腺から出る甘露が目的だが、
ヨツボシテントウ幼虫もまた甘露を舐めとるのであろうか?
そうに違いないと思うのだが、不思議なのはアリたちが、このヨツボシテントウ幼虫にまったく
無関心なことだ。このような場面では、他の昆虫を徹底的に排除しようとするのが普通である。
先月、ヨツボシテントウ幼虫の観察を行った際にも、クロヤマアリがまったく無関心に振舞うので、
そのことがたいへん印象的であった。
ヨツボシテントウ幼虫の体には、アリに対抗すべきなんらかの仕組みがあるのだろう。
ムラサキシジミ幼虫の蜜腺は、上の写真内の矢印先に見える白い乳首のようなもの。
ときおりニュウッと突き出してくる。するとすかさずアリが舐めに来るのである。
今日も30度を越す、夏日。
梅雨明けは来週あたりだろうか。
その幼虫たちも成虫へと成長し、このところまったく姿を見かけることはなかった。
今朝、ハラビロカマキリ幼虫のビデオ撮影をしているときに、
クヌギの若葉でムラサキシジミ幼虫が目に入った。
幼虫にはアミメアリがたかっている。
ビデオ撮影がひと段落してから覗いてみれば、なんだか様子がおかしい。
ムラサキシジミ幼虫の背中に、ヨツボシテントウ幼虫が乗っているのであった。
しかも、ヨツボシテントウ幼虫は、ムラサキシジミ幼虫の蜜腺のあたりに口を押し付けているので
ある。たくさん通ってきているアミメアリたちは、この蜜腺から出る甘露が目的だが、
ヨツボシテントウ幼虫もまた甘露を舐めとるのであろうか?
そうに違いないと思うのだが、不思議なのはアリたちが、このヨツボシテントウ幼虫にまったく
無関心なことだ。このような場面では、他の昆虫を徹底的に排除しようとするのが普通である。
先月、ヨツボシテントウ幼虫の観察を行った際にも、クロヤマアリがまったく無関心に振舞うので、
そのことがたいへん印象的であった。
ヨツボシテントウ幼虫の体には、アリに対抗すべきなんらかの仕組みがあるのだろう。
ムラサキシジミ幼虫の蜜腺は、上の写真内の矢印先に見える白い乳首のようなもの。
ときおりニュウッと突き出してくる。するとすかさずアリが舐めに来るのである。
( 写真上2枚/ E-3 ZUIKO D 35ミリマクロ+1.4倍テレコン )
( 写真/ オリンパス E -P1 M ZUIKO D 17ミリED )
今日も30度を越す、夏日。
梅雨明けは来週あたりだろうか。