昆虫の卵など、1ミリかあるいは1ミリに満たない小さなものを撮影するときは、
室内撮影のことが多い。
撮影に使う機材のうちレンズは、オリンパスの昔のOMシステム。
接写システムが充実していたOM時代の機材は、デジタル時代の現在でも活躍する。
オリンパスのベローズと専用マクロレンズを使えば、かなりの高倍率撮影が可能となるからだ。
カメラはどのメーカーでも使用可能だが、やはりフォーサーズカメラが倍率も稼げるので良い。
以前使っていたEOSカメラの出番は無くなった。
写真では、E-620を使用しているが、いづれはE-P1を使いたいと考えている。
超高倍率撮影となると、ファインダー越しに肉眼でピント合わせするのがかなり難しい。
今ではモニターのライブビューを使うことがほとんどであり、そうなってくるとライブビューのみ
のカメラで良いことになる。
ベローズにE-P1を装着して使う、などとはあまり一般的ではないと思うが、
私がE-P1を購入した一番の動機は、じつはそこなのだ。
かなりひねくれた動機だが、そういった使い道がなければ購入するかどうか、まだ迷ってい
ただろうと思う。
現段階ではフォーサーズアダプターが手に入らないので、ベローズでの使用はまだできな
いのだが、風景撮影でも活用しており、たいへん重宝している。
E-P1を使うもう一つの理由としては、オリンパスのベローズの構造上重いカメラを取り付け
るとその重みでベローズのマウント部分がわずかに歪むのが嫌だからである。
カメラはできるだけ軽量なものがいいわけだ。
以前はEOS1-Dのような重くでっかいカメラをつけて使っていたことがあるが、
そのときはベローズが壊れてしまうのではないかとヒヤヒヤしたものだ。
撮影上、特に支障はないものの、弱々しい造りのベローズを大事に使いたい。
オリンパスのオートベローズは今では入手が困難だろうと思うが、予備にもう一台欲しい。
雲台はジッツオのビデオ用のもので、三脚はスリックの大型三脚。
三脚はスリックのプロフェッショナル デザインⅡという、相当古いタイプで、野鳥カメラマンが
よく使っていた。実際、この三脚を買った当初の目的は600ミリレンズを載せるためだった。
でっかい超望遠レンズを支えることのできる三脚が、ベローズ撮影でも必要なのである。
ストロボの使い方はいろいろだが、基本セットとしてソフトボックス内に納めた発光部2灯を、
ベローズのXレール先端部分に固定してある。
発光部の固定にはスリックのQHD-21という小型雲台がしっかりしていて使い易く納まりも
良い。
高倍率撮影ではレンズ先端から被写体までの距離がたいへん短いので、2灯の発光部だけ
では光の回りが完全ではなく、他に数灯のストロボを配置することが多い。
またこうした高倍率撮影でのシャッター操作は、カメラに触れるだけでもブレとピント移動に
つながるので、必ず延長レリーズケーブルを使用する。
ダブルレリーズケーブルは必須の道具だ。
以上のような細かいことは書かないだろうが、今回の写真も夏休み写真展の展示で使うために
用意したもの。開期まであと一ヶ月。
( 写真/ E-P1 M.ZUIKO D17ミリレンズ )
室内撮影のことが多い。
撮影に使う機材のうちレンズは、オリンパスの昔のOMシステム。
接写システムが充実していたOM時代の機材は、デジタル時代の現在でも活躍する。
オリンパスのベローズと専用マクロレンズを使えば、かなりの高倍率撮影が可能となるからだ。
カメラはどのメーカーでも使用可能だが、やはりフォーサーズカメラが倍率も稼げるので良い。
以前使っていたEOSカメラの出番は無くなった。
写真では、E-620を使用しているが、いづれはE-P1を使いたいと考えている。
超高倍率撮影となると、ファインダー越しに肉眼でピント合わせするのがかなり難しい。
今ではモニターのライブビューを使うことがほとんどであり、そうなってくるとライブビューのみ
のカメラで良いことになる。
ベローズにE-P1を装着して使う、などとはあまり一般的ではないと思うが、
私がE-P1を購入した一番の動機は、じつはそこなのだ。
かなりひねくれた動機だが、そういった使い道がなければ購入するかどうか、まだ迷ってい
ただろうと思う。
現段階ではフォーサーズアダプターが手に入らないので、ベローズでの使用はまだできな
いのだが、風景撮影でも活用しており、たいへん重宝している。
E-P1を使うもう一つの理由としては、オリンパスのベローズの構造上重いカメラを取り付け
るとその重みでベローズのマウント部分がわずかに歪むのが嫌だからである。
カメラはできるだけ軽量なものがいいわけだ。
以前はEOS1-Dのような重くでっかいカメラをつけて使っていたことがあるが、
そのときはベローズが壊れてしまうのではないかとヒヤヒヤしたものだ。
撮影上、特に支障はないものの、弱々しい造りのベローズを大事に使いたい。
オリンパスのオートベローズは今では入手が困難だろうと思うが、予備にもう一台欲しい。
雲台はジッツオのビデオ用のもので、三脚はスリックの大型三脚。
三脚はスリックのプロフェッショナル デザインⅡという、相当古いタイプで、野鳥カメラマンが
よく使っていた。実際、この三脚を買った当初の目的は600ミリレンズを載せるためだった。
でっかい超望遠レンズを支えることのできる三脚が、ベローズ撮影でも必要なのである。
ストロボの使い方はいろいろだが、基本セットとしてソフトボックス内に納めた発光部2灯を、
ベローズのXレール先端部分に固定してある。
発光部の固定にはスリックのQHD-21という小型雲台がしっかりしていて使い易く納まりも
良い。
高倍率撮影ではレンズ先端から被写体までの距離がたいへん短いので、2灯の発光部だけ
では光の回りが完全ではなく、他に数灯のストロボを配置することが多い。
またこうした高倍率撮影でのシャッター操作は、カメラに触れるだけでもブレとピント移動に
つながるので、必ず延長レリーズケーブルを使用する。
ダブルレリーズケーブルは必須の道具だ。
以上のような細かいことは書かないだろうが、今回の写真も夏休み写真展の展示で使うために
用意したもの。開期まであと一ヶ月。
( 写真/ E-P1 M.ZUIKO D17ミリレンズ )