しつこいダニ

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庭のショウリョウバッタたちの中には、すでに成虫の姿も見られるようになった。

大きなメスの成虫は動きも鈍いので簡単に捕まえることができるが、

手で摘んでみると体が柔らかく、まだ羽化して間もないことがわかる。

今日は午後4時40分ころ、脱皮が始まりそうな幼虫を見つけた。

JX0307293.jpg逆さになった幼虫の後ろ脚の付け根あたりに、赤いダニが見える。

脱皮をすればダニもはずれるのだろうか?

JX0307362.jpgどうも、そうはいかないらしい。脱皮が進行すると同時に、ダニは場所を変え始めた。

JX0307571.jpg脱皮を終えて上向きになったショウリョウバッタ幼虫の体には、しっかりとダニがついている。

ダニは脱皮を感知して、これはヤバイ!!と思ったかどうか知らないが、

ちゃんと自分の身の置き所を心得ているのだから、これはやはり、ちょっと凄い。

(写真全て/ E-620 ZUIKO D 35ミリマクロ+1.4倍テレコン
                                 一番下の写真のみトリミング)


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