午前8時すぎ。 うちの林を抜けて、下の谷津田に降りてみる。
林の縁のところで、足元からクロコノマチョウが飛び出した。
そのまま飛び去るかと思えば、すぐ下草に潜りこむ。
隠れている様子をのぞきこむと、さらにもがくようにして深く潜行した。
それならば、と摘み上げてみた。
このとき、クロコノマチョウの摘み方にはコツが要る。
逃げられず、さりとて傷つけず、、、、。 そして肝心なことは、
翅を自由にはばたくことができるだけの緩さかげん、 である。
まあ、ちょっと卑怯なやり方だが、前翅表にある眼状模様を見てみようというスケベ心が
おきたのである。
思惑通り、クロコノマは逃げようともがいて翅をパタパタパタ、と何度も開閉する。
ほんとうは開閉ではなく、力強くはばたいているのだが、打ち下ろしたはずの翅は
私の指に遮られて浮力を得ることができない。一瞬だけ、展翅状態となる。
クロコノマが必死になっている隙に、こちらは左手でカメラを操作する。
左手でカメラを構えシャッターボタンを押すという離れ業ができるのも、
小型軽量、E-P1のおかげである。
谷津田の一番奥まで歩き、再びうちの林の下まで戻ってみれば、
三人のおばあちゃんが畦道に座っておしゃべりしていた。
これから稲刈りをするそうだ。稲刈り機が来るのを待っているらしい。
皆さん初対面だったので挨拶をしたら、
うちの子供たちのことは見たことがあるよ、という。
しばらく話込んでいるうちに、田んぼの反対側に軽トラがやって来た。
いつもタオルの鉢巻をしている同じ地区のおじいさんだ。
「あの方は前にもお話したことがあるけど、お名前はなんと言いましたっけ?」と私。
「ああ、あんじいさんは、Nさんだよ。
知らんひとにはよ、ランニングじいちゃん、と言うとるけどな。
夏でも冬でも、いっつもランニング姿じゃけなあ、、アハハハハハ、、、、。」
私は大声で、田んぼの向こうに降り立ったランニングじいちゃんに挨拶した。
さて、お隣のクリ畑を歩いてうちに戻った。
ふと足元を見れば、毬栗が落ちている。
毬を踏みつけて中の栗を拾い上げてみた。 おお!これは、でっかい!!
( 写真全て/ E-P1 M.ZUIKO D 17-42ミリズーム )
林の縁のところで、足元からクロコノマチョウが飛び出した。
そのまま飛び去るかと思えば、すぐ下草に潜りこむ。
隠れている様子をのぞきこむと、さらにもがくようにして深く潜行した。
それならば、と摘み上げてみた。
このとき、クロコノマチョウの摘み方にはコツが要る。
逃げられず、さりとて傷つけず、、、、。 そして肝心なことは、
翅を自由にはばたくことができるだけの緩さかげん、 である。
まあ、ちょっと卑怯なやり方だが、前翅表にある眼状模様を見てみようというスケベ心が
おきたのである。
思惑通り、クロコノマは逃げようともがいて翅をパタパタパタ、と何度も開閉する。
ほんとうは開閉ではなく、力強くはばたいているのだが、打ち下ろしたはずの翅は
私の指に遮られて浮力を得ることができない。一瞬だけ、展翅状態となる。
クロコノマが必死になっている隙に、こちらは左手でカメラを操作する。
左手でカメラを構えシャッターボタンを押すという離れ業ができるのも、
小型軽量、E-P1のおかげである。
谷津田の一番奥まで歩き、再びうちの林の下まで戻ってみれば、
三人のおばあちゃんが畦道に座っておしゃべりしていた。
これから稲刈りをするそうだ。稲刈り機が来るのを待っているらしい。
皆さん初対面だったので挨拶をしたら、
うちの子供たちのことは見たことがあるよ、という。
しばらく話込んでいるうちに、田んぼの反対側に軽トラがやって来た。
いつもタオルの鉢巻をしている同じ地区のおじいさんだ。
「あの方は前にもお話したことがあるけど、お名前はなんと言いましたっけ?」と私。
「ああ、あんじいさんは、Nさんだよ。
知らんひとにはよ、ランニングじいちゃん、と言うとるけどな。
夏でも冬でも、いっつもランニング姿じゃけなあ、、アハハハハハ、、、、。」
私は大声で、田んぼの向こうに降り立ったランニングじいちゃんに挨拶した。
さて、お隣のクリ畑を歩いてうちに戻った。
ふと足元を見れば、毬栗が落ちている。
毬を踏みつけて中の栗を拾い上げてみた。 おお!これは、でっかい!!
( 写真全て/ E-P1 M.ZUIKO D 17-42ミリズーム )