霜月

| | トラックバック(0)
初霜は先週の金曜日だった、と嫁さんから聞いた。

しかし今朝の霜のほうが濃いらしい。車のフロントガラスも真っ白く凍り付いた。

JX0751171.jpg霜が消える前にと、庭や林を歩き回ってみた。

南九州とはいってもやはり冬の朝はけっこう寒い。冷える。

素手でカメラを構えていたが手がしびれそうになって、急いで手袋を取りに戻った。

JX0751494.jpg庭木の枝にコカマキリのはやにえが刺さっていた。

霜が降りた朝などは、こんな日干しでもモズにとっては貴重な食糧となる。

冷え込む朝が続くようなら、数日のうちにこのはやにえも消えてしまうと思う。

林のなかではハダカホオズキが一株だけ生えている。鳥の落とした糞から育ったのだろう。

ハダカホオズキの名は、果実ががくに包まれていないからだそうだ。

JX075136.jpgヒヨドリバナは、ドライフラワーになってすましていた。

JX0751002.jpg午前中はパソコンに向かっての仕事。

エクセルを扱うのは私にとってもっとも疲れる作業だが、午前中に済ませてしまえば

フィールドに出ようと予定していた。

昼前には作業を終えて、さあファイル保存というところでどこをどう間違えたか。

苦労して打ち込んだデータが保存されていない、、、、、、、。

結局、今日一日、室内作業で時間を費やしてしまった。

エクセルうんぬんというよりか、私にはパソコン作業が向いていないと改めて感じる。

こんなものは無くて済ませたい、と心底思っているほうだ。

つい最近、携帯電話を放棄したけれど、便利だけが進歩じゃないではないか、、、、。

いやもちろん、だからといってデジタルカメラからフィルムに戻る気は無いし、

おそらく私の子どもが成人するころには電気自動車が当たり前になっていることだろう

と想像する。ガソリン車の複雑なメカには全く興味ないから、シンプルな電気自動車の

ほうが良いなあ、とも思う。

まあ、エクセルを使う理由はちゃんとあって、今回の仕事は実用書でもあって、

資料素材を多く扱うため編集者やデザイナーさんなどとデータ共有する必要がある。

この手の仕事は私としてはこれまでほとんどやったことがない。

慣れない仕事だからむしろ新鮮さもあるし、うまく仕上がれば楽しい本になると期待は

高まる。


« 越冬さなぎ       ゴミムシダマシ »