先日、うちの庭のクヌギ朽木下から2匹のタイワンオオテントウダマシを見つけた。
本種をあらためて眺めてみれば、体の複雑な隆起の具合や、上翅のインクブルーの
怪しい色彩、赤い腿節など、魅力に満ちた虫ではある。
本種は東南アジアに広く分布するが、従来、国内での分布は対馬に限られていた。
その対馬では普通に見られたようだが、近年になって九州は宮崎県内の数箇所で
生息が確認されつつある。いったいいつ頃から宮崎県内に生息するようになったのか
まったくの謎である。
本種の分布を考えるとき、ハラアカコブカミキリのことを無視できない。
ハラアカコブカミキリも本来は対馬のみに生息していたものが、薪やシイタケ原木の
移動により大分県から始まって九州本土広く分布を広げ、ついには埼玉県でも生息が
確認されるに至っている(「カミキリムシハンドブック」鈴木知之・著、より)。
はたしてタイワンオオテントウムシダマシの分布拡大にも人為的な要素が関わっているのか
どうか?
和名に違わず、本種は台湾にも生息している。むしろあちらが御本家なのだろう。
『台湾昆蟲記』という生態写真をふんだんに使った昆虫生態図鑑にもちゃんと本種の標本
写真が出ていた。台湾はもうだいぶ昔から気になっていて、いつかは行ってみたいと
思っている。
本種をあらためて眺めてみれば、体の複雑な隆起の具合や、上翅のインクブルーの
怪しい色彩、赤い腿節など、魅力に満ちた虫ではある。
本種は東南アジアに広く分布するが、従来、国内での分布は対馬に限られていた。
その対馬では普通に見られたようだが、近年になって九州は宮崎県内の数箇所で
生息が確認されつつある。いったいいつ頃から宮崎県内に生息するようになったのか
まったくの謎である。
本種の分布を考えるとき、ハラアカコブカミキリのことを無視できない。
ハラアカコブカミキリも本来は対馬のみに生息していたものが、薪やシイタケ原木の
移動により大分県から始まって九州本土広く分布を広げ、ついには埼玉県でも生息が
確認されるに至っている(「カミキリムシハンドブック」鈴木知之・著、より)。
はたしてタイワンオオテントウムシダマシの分布拡大にも人為的な要素が関わっているのか
どうか?
和名に違わず、本種は台湾にも生息している。むしろあちらが御本家なのだろう。
『台湾昆蟲記』という生態写真をふんだんに使った昆虫生態図鑑にもちゃんと本種の標本
写真が出ていた。台湾はもうだいぶ昔から気になっていて、いつかは行ってみたいと
思っている。