今日のタイトルは、なんだか暗号めいているが、
クヌギカメムシ属の3種は、きわめて似ていて区別には注意を要する。
いろいろな方のブログなどでも取り上げられることが多いカメムシだが、
クヌギカメムシ属3種をきちんと区別されていることはおそらく稀であろうと思う。
一昨日、都城市、神柱公園で観察した個体群は、腹部気門が黒いことと、
オスの生殖節中央突起の形状から、クヌギカメムシであることは間違いない。
クヌギカメムシ属3種を区別するためには、腹部側から気門を観察することが重要で、
背面からの形態のみでの判別は難しい。多数の個体を見ていると3種の区別がある程度は
できるが、個体変異もあって正確さには欠ける。
クヌギカメムシの生殖節中央突起とは、下の写真に矢印で示した部位。
矢印下の示しているのは気門で、黒色である。
オスの生殖節中央突起を拡大してみた↓
突起の先端部分が緑色を帯びているが、全体に先細りの形状をしているのが、
クヌギカメムシの特徴。
この突起がサジ状である場合、サジクヌギカメムシで、ヘラ状だとヘラクヌギカメムシ。
そしてもう一つ、サジもヘラも、気門は黒くふちどられていない。
しかし、サジとヘラ、と言葉で言われてもその形状は今ひとつわかりにくいだろう。
3種のオスの中央突起の拡大写真をここに並べることができれば良いのだが、、、、、、、。
クヌギカメムシ属3種については形態以外に、
その産卵習性にかなり違いがあるように、私は感じている。
それぞれの産卵習性についてはもっと観察例が多く必要だし、調べるべきことがたくさん
ある。今の段階で私の考えを記すことは控えておこう。
一昨日、公園で拾ったクヌギカメムシの死骸を並べてみた。
中央の一匹はメスで、それを取り囲む14匹は全部、オス。
こうした死骸も貴重なデータとなりうるが、標本で保管するだけのスペースも管理能力も
私には無い。いづれ土に戻すしかないが、その前に写真にだけでも残しておくことにした。
今日の日中はやけに暖かかった。
そして昨夜の桜島の噴火による降灰も多かった。ズズズZ~ン、と夜中に地震があったが、
桜島噴火による地震にも慣れてきた。ああ、またか、と思うくらい。もう驚かない。
家の南向きの壁にはアカタテハがやって来て、日光浴をしていた。
クヌギカメムシ属の3種は、きわめて似ていて区別には注意を要する。
いろいろな方のブログなどでも取り上げられることが多いカメムシだが、
クヌギカメムシ属3種をきちんと区別されていることはおそらく稀であろうと思う。
一昨日、都城市、神柱公園で観察した個体群は、腹部気門が黒いことと、
オスの生殖節中央突起の形状から、クヌギカメムシであることは間違いない。
クヌギカメムシ属3種を区別するためには、腹部側から気門を観察することが重要で、
背面からの形態のみでの判別は難しい。多数の個体を見ていると3種の区別がある程度は
できるが、個体変異もあって正確さには欠ける。
クヌギカメムシの生殖節中央突起とは、下の写真に矢印で示した部位。
矢印下の示しているのは気門で、黒色である。
オスの生殖節中央突起を拡大してみた↓
突起の先端部分が緑色を帯びているが、全体に先細りの形状をしているのが、
クヌギカメムシの特徴。
この突起がサジ状である場合、サジクヌギカメムシで、ヘラ状だとヘラクヌギカメムシ。
そしてもう一つ、サジもヘラも、気門は黒くふちどられていない。
しかし、サジとヘラ、と言葉で言われてもその形状は今ひとつわかりにくいだろう。
3種のオスの中央突起の拡大写真をここに並べることができれば良いのだが、、、、、、、。
クヌギカメムシ属3種については形態以外に、
その産卵習性にかなり違いがあるように、私は感じている。
それぞれの産卵習性についてはもっと観察例が多く必要だし、調べるべきことがたくさん
ある。今の段階で私の考えを記すことは控えておこう。
一昨日、公園で拾ったクヌギカメムシの死骸を並べてみた。
中央の一匹はメスで、それを取り囲む14匹は全部、オス。
こうした死骸も貴重なデータとなりうるが、標本で保管するだけのスペースも管理能力も
私には無い。いづれ土に戻すしかないが、その前に写真にだけでも残しておくことにした。
今日の日中はやけに暖かかった。
そして昨夜の桜島の噴火による降灰も多かった。ズズズZ~ン、と夜中に地震があったが、
桜島噴火による地震にも慣れてきた。ああ、またか、と思うくらい。もう驚かない。
家の南向きの壁にはアカタテハがやって来て、日光浴をしていた。