クスノキの大木を仰いでみる。
このクスノキは池の傍に生えているが、人の手で植えられたのだろう。
樹齢はどれくらいだろうか。
3メートルほどの高さに枯れ枝がちょこんと突き出ていた。
枝の太さは大人の上腕くらいはある。枯れて途中から折れてしまったのだろう。
こういう枯れ枝をクマバチが見逃すはずがない。
よく見てみると、枯れ枝のほぼ中央部に綺麗な丸穴が開いていた(下写真、矢印先)。
穴の直径は13ミリ。クマバチの巣の口はだいたいこの程度であり、見事な円形。
巣口を中心にして枝の長さは60センチもあれば営巣できるようだ。
巣口の向きは雨が入らないように下向きになっており、径は小さいがコゲラなどキツツキ類の
巣穴と構造はよく似ている。
池の出水溝に掛かっている橋の下には、泥蜂類の巣跡がいくつか付いていた。
細長い穴の開いたつぼ型のものは、ヒメベッコウ類の巣だろう。
※ 泥巣の正体は、ドロジガバチ属のモンキジガバチ、キゴシジガバチ、アメリカジガバチ
のいづれかのもの、とのご指摘をいただきました。
ヒメベッコウ類の壷はもっと小さく平面的に並べます。うっかりしておりました。
そういえば学生の頃、友達の家のトイレの天井にキゴシジガバチが営巣しているのを
見た記憶があります。場所も場所なので、きちんと観察しませんでした。
今年は是非とも、ドロジガバチ属の営巣を観察してみたいものです。
ご指摘いただいた方にお礼、申し上げます。
このクスノキは池の傍に生えているが、人の手で植えられたのだろう。
樹齢はどれくらいだろうか。
3メートルほどの高さに枯れ枝がちょこんと突き出ていた。
枝の太さは大人の上腕くらいはある。枯れて途中から折れてしまったのだろう。
こういう枯れ枝をクマバチが見逃すはずがない。
よく見てみると、枯れ枝のほぼ中央部に綺麗な丸穴が開いていた(下写真、矢印先)。
穴の直径は13ミリ。クマバチの巣の口はだいたいこの程度であり、見事な円形。
巣口を中心にして枝の長さは60センチもあれば営巣できるようだ。
巣口の向きは雨が入らないように下向きになっており、径は小さいがコゲラなどキツツキ類の
巣穴と構造はよく似ている。
池の出水溝に掛かっている橋の下には、泥蜂類の巣跡がいくつか付いていた。
細長い穴の開いたつぼ型のものは、
※ 泥巣の正体は、ドロジガバチ属のモンキジガバチ、キゴシジガバチ、アメリカジガバチ
のいづれかのもの、とのご指摘をいただきました。
ヒメベッコウ類の壷はもっと小さく平面的に並べます。うっかりしておりました。
そういえば学生の頃、友達の家のトイレの天井にキゴシジガバチが営巣しているのを
見た記憶があります。場所も場所なので、きちんと観察しませんでした。
今年は是非とも、ドロジガバチ属の営巣を観察してみたいものです。
ご指摘いただいた方にお礼、申し上げます。