先日、カメムシの「越冬カラー」ということを書いた。
じゃあそれはどんな色よ?と言うわけで、今日はチャバネアオカメムシの
越冬カラーの登場。
上の写真は11月に撮影したチャバネアオカメムシ。エノキの葉っぱで日光浴している。
冬ごしを目前にして体色がくすんだ茶色味を帯びている。
やがてこのチャバネアオカメムシはどこか落ち葉の下にでも潜りこんで越冬したと思う。
春から夏にかけての活動期の姿は、こちら↓
チャバネアオカメムシはもっとも身近なカメムシで、夜の灯りにもよく飛んでくる。
あんまりたくさんやって来るので、多くの人から嫌われる虫でもあるだろう。
それはともかく、「越冬カラー」というのは鮮やかな色ではなく、地味な色であり、
木々の落ち葉が茶色になるのと見事に同調しているかのようだ。
カメムシたちが落ち葉の下に潜りこんで冬越しするのは、じつにうまくできた話だと思える。
「越冬カラー」への衣替えのタイミングは、日長が短くなる秋に入ってから始まるのだろうか?
では越冬から目覚めた春の頃はどうなるかと言えば、
その逆で、ちゃんと元の通りに鮮やかな体色が蘇ってくるのである。
地味な「越冬カラー」から元の鮮やかな体色に戻る、その劇的な変化を初めて私が見た
カメムシとは、じつはオオツノカメムシであった。
先日書いた池上本門寺で見つけたオオツノカメムシである。
落ち葉の下から発見できたオオツノカメムシは皆茶色の地味な姿で、
図鑑に載っている色彩とはまるで違うのに驚いた。
その越冬オオツノカメムシたちは春を迎えるといつのまにか綺麗な緑色の体に戻っていた。
地味な越冬カラーのオオツノカメムシの写真はポジフィルム写真しかないのでここで紹介でき
ないのが残念。で、夏の姿はこちら↓
カメムシの多くは死んでしまうと体色が褪せてしまう。標本にしても生きているときの色が
ほとんど残らない。
「越冬カラー」への色変わり、そして「越冬カラー」から元の体色への復元という
色素変化のメカニズムはとても不思議である。
今夜は家族と共に、落語と講談の公演を楽しんできた。
このところ仕事が忙しく休む暇もなかったが、この公演のチケットは前々から購入していた。
家族で一緒に出掛けるのは年にせいぜい2回か3回しかない貴重な時間だ。
さてさて、明日からしばらく、このブログ更新はお休みします。
じゃあそれはどんな色よ?と言うわけで、今日はチャバネアオカメムシの
越冬カラーの登場。
上の写真は11月に撮影したチャバネアオカメムシ。エノキの葉っぱで日光浴している。
冬ごしを目前にして体色がくすんだ茶色味を帯びている。
やがてこのチャバネアオカメムシはどこか落ち葉の下にでも潜りこんで越冬したと思う。
春から夏にかけての活動期の姿は、こちら↓
チャバネアオカメムシはもっとも身近なカメムシで、夜の灯りにもよく飛んでくる。
あんまりたくさんやって来るので、多くの人から嫌われる虫でもあるだろう。
それはともかく、「越冬カラー」というのは鮮やかな色ではなく、地味な色であり、
木々の落ち葉が茶色になるのと見事に同調しているかのようだ。
カメムシたちが落ち葉の下に潜りこんで冬越しするのは、じつにうまくできた話だと思える。
「越冬カラー」への衣替えのタイミングは、日長が短くなる秋に入ってから始まるのだろうか?
では越冬から目覚めた春の頃はどうなるかと言えば、
その逆で、ちゃんと元の通りに鮮やかな体色が蘇ってくるのである。
地味な「越冬カラー」から元の鮮やかな体色に戻る、その劇的な変化を初めて私が見た
カメムシとは、じつはオオツノカメムシであった。
先日書いた池上本門寺で見つけたオオツノカメムシである。
落ち葉の下から発見できたオオツノカメムシは皆茶色の地味な姿で、
図鑑に載っている色彩とはまるで違うのに驚いた。
その越冬オオツノカメムシたちは春を迎えるといつのまにか綺麗な緑色の体に戻っていた。
地味な越冬カラーのオオツノカメムシの写真はポジフィルム写真しかないのでここで紹介でき
ないのが残念。で、夏の姿はこちら↓
カメムシの多くは死んでしまうと体色が褪せてしまう。標本にしても生きているときの色が
ほとんど残らない。
「越冬カラー」への色変わり、そして「越冬カラー」から元の体色への復元という
色素変化のメカニズムはとても不思議である。
今夜は家族と共に、落語と講談の公演を楽しんできた。
このところ仕事が忙しく休む暇もなかったが、この公演のチケットは前々から購入していた。
家族で一緒に出掛けるのは年にせいぜい2回か3回しかない貴重な時間だ。
さてさて、明日からしばらく、このブログ更新はお休みします。