ヤナギハムシとカメノコテントウ

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今日も雨。しかも、かなり冷え込んだ。

来週、観察会を予定している日南市の現場に行ってみた。

今回の観察会は河川敷。明るい草地環境だ。

レンゲ、アブラナ、ハナダイコンの花などもたくさん植わっているので、訪花昆虫の

数も多いことだろう。あとは天候しだいだ。

さて、観察会の下見とは別に今日の目的はもう一つ。

ヤナギに集まってくるカメノコテントウを見つけること。

日南市のMさんに案内してもらい、カメノコテントウのポイントを訪れてみた。

気温が低いのでどうだろうか思っていたが雨滴をまとったカメノコテントウが待っていてくれた。

P3250011.jpg                   (写真:オリンパス μ Tough-6020 スーパーマクロLEDモード使用 )

ヤナギの梢をよく見ていくと、あちこちの枝にも姿があった。

しかも、卵塊まで。

JX2591422.jpg           ( 写真:E-620  35ミリマクロ+2倍テレコン )

 カメノコハムシの幼虫も成虫も、餌はヤナギハムシの幼虫。

ヤナギハムシの幼虫がいないのにいくらなんでも気が早いのではないか、、、、、、、、、。

ところがさらに見ていくと、ちゃんとヤナギハムシの成虫も数匹見つかった。

見えた範囲で、カメノコハムシの方が数の上では多かった。やはりカメノコはせっかち?

ヤナギハムシの交尾カップルがいた、と思いきや、じつはメスは産卵中であった。

JX2590713.jpgヤナギハムシの卵も綺麗だ。

この卵からふ化した幼虫たちは、やがてカメノコテントウたちの餌食となるのだが。


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