近くの公園にトンボ観察に出掛けた。
この公園には大きな人工池があるが、子供が落ちると危ないという苦情などがあるらしく、
池には水を入れていない(管理作業している方から聞いた話)。
空っぽの池がそのまま、というのも妙な光景だ。
しかし、池に流れ込む水路がひな壇状にあって、そこにはわずかだが水が溜まっている。
深いところでも水深はせいぜい20~30センチで、ほとんどがそれ以下である。
浅い水溜りではあるが、トンボにとってはうってつけの生息地となっている。
さて、その水溜りを覗き込んでいるとイモリがたくさんいて、
婚姻色となったオスがメスに求愛している場面もあった。
そこでオリンパスのコンパクトデジカメ「 μ TOUGH-6020 」を水中に入れてみた。
体が大きいほうがメスだが、メスは落ち葉の下などに潜みかなり警戒心が強い。
オスは比較的のんびりしているから、カメラを近づけても平気。
画面右に写りこんだのはジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)だ。ここの公園にもたいへん多い。
水深は10センチあるかないか。カメラを沈めてレンズを少し上向きにすると、
モニターは鏡面となってまったく視認できない。つまりノーファインダーで適当にシャッターを
切った。
上の絵柄では水中の雰囲気が判りづらい。いろいろカメラアングルを工夫してみたが、
イモリにうまくピントがこなかった。モニターを覗けない水深という条件下でたいへん難しい。
イモリを追いかけているうち、足元にオオアメンボが寄ってきた。
間近で見るとオオアメンボの長い脚にあらためて驚く。ほんとうに長い。
この長い脚を縮めて長い長い冬を何処で過ごしてきたのだろう。よく折れたりしないものだ。
そして体はたいへん綺麗だ。泥一つついていない。
秋に羽化した新成虫なんだろうなあ、と感じる。
水面を泳ぐアメンボ類を撮影するにも、できるだけアメンボ目線の低い位置から撮影したい。
そうなると通常のカメラではレンズやボディの一部が水没することになる。
水中はもちろんのことだが、水面上の昆虫撮影でもしっかりした防水対策が必要となる。
以前はアクリル水槽にカメラを入れたりしたこともあるが、手そのものが濡れてしまうため
どんなに用心していてもカメラが濡れてしまう危険性があった。
そこでやはりカメラを完全防水するための水中ハウジングを使うことに決めたのである。
今はその準備段階で、とりあえずコンパクトデジカメ「 μ TOUGH-6020 」を使って
水中撮影の手慣らしをしている。手慣らしというのも変だが、水中撮影そのものの経験が
少ないから、いろいろな問題点をおさらいしておきたい。
コンパクトデジカメ「 μ TOUGH-6020 」を購入したのは、水中撮影だけでなく、
このレベルのコンパクトデジカメでどの程度まで昆虫撮影が楽しめるのか、
それを把握しておこうと思ったからだ。
今度出る予定の本で、このコンパクトデジカメ「 μ TOUGH-6020 」を使った
「昆虫写真の楽しみ方」の原稿も書くつもりだ。
で、公園からうちに戻ってみれば、庭で羽化したと思われる綺麗なベニスズメに出会った。
ベニスズメの写真はスーパーマクロ+LED照明のモードで撮影した。
空が画面に入るので、露出は+0.7オーバー補正している。
LED照明はレンズのすぐ右側からだが、けっこう柔らかい光となり、
上の画面のような条件ではキツイ影も出ない。発光部にディフューザーを被せればさらに
柔らかい光になって、条件が悪くても影を薄くすることができる。
今日の写真は全て、コンパクトデジカメ「 μ TOUGH-6020 」で撮影したもの。
この公園には大きな人工池があるが、子供が落ちると危ないという苦情などがあるらしく、
池には水を入れていない(管理作業している方から聞いた話)。
空っぽの池がそのまま、というのも妙な光景だ。
しかし、池に流れ込む水路がひな壇状にあって、そこにはわずかだが水が溜まっている。
深いところでも水深はせいぜい20~30センチで、ほとんどがそれ以下である。
浅い水溜りではあるが、トンボにとってはうってつけの生息地となっている。
さて、その水溜りを覗き込んでいるとイモリがたくさんいて、
婚姻色となったオスがメスに求愛している場面もあった。
そこでオリンパスのコンパクトデジカメ「 μ TOUGH-6020 」を水中に入れてみた。
体が大きいほうがメスだが、メスは落ち葉の下などに潜みかなり警戒心が強い。
オスは比較的のんびりしているから、カメラを近づけても平気。
画面右に写りこんだのはジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)だ。ここの公園にもたいへん多い。
水深は10センチあるかないか。カメラを沈めてレンズを少し上向きにすると、
モニターは鏡面となってまったく視認できない。つまりノーファインダーで適当にシャッターを
切った。
上の絵柄では水中の雰囲気が判りづらい。いろいろカメラアングルを工夫してみたが、
イモリにうまくピントがこなかった。モニターを覗けない水深という条件下でたいへん難しい。
イモリを追いかけているうち、足元にオオアメンボが寄ってきた。
間近で見るとオオアメンボの長い脚にあらためて驚く。ほんとうに長い。
この長い脚を縮めて長い長い冬を何処で過ごしてきたのだろう。よく折れたりしないものだ。
そして体はたいへん綺麗だ。泥一つついていない。
秋に羽化した新成虫なんだろうなあ、と感じる。
水面を泳ぐアメンボ類を撮影するにも、できるだけアメンボ目線の低い位置から撮影したい。
そうなると通常のカメラではレンズやボディの一部が水没することになる。
水中はもちろんのことだが、水面上の昆虫撮影でもしっかりした防水対策が必要となる。
以前はアクリル水槽にカメラを入れたりしたこともあるが、手そのものが濡れてしまうため
どんなに用心していてもカメラが濡れてしまう危険性があった。
そこでやはりカメラを完全防水するための水中ハウジングを使うことに決めたのである。
今はその準備段階で、とりあえずコンパクトデジカメ「 μ TOUGH-6020 」を使って
水中撮影の手慣らしをしている。手慣らしというのも変だが、水中撮影そのものの経験が
少ないから、いろいろな問題点をおさらいしておきたい。
コンパクトデジカメ「 μ TOUGH-6020 」を購入したのは、水中撮影だけでなく、
このレベルのコンパクトデジカメでどの程度まで昆虫撮影が楽しめるのか、
それを把握しておこうと思ったからだ。
今度出る予定の本で、このコンパクトデジカメ「 μ TOUGH-6020 」を使った
「昆虫写真の楽しみ方」の原稿も書くつもりだ。
で、公園からうちに戻ってみれば、庭で羽化したと思われる綺麗なベニスズメに出会った。
ベニスズメの写真はスーパーマクロ+LED照明のモードで撮影した。
空が画面に入るので、露出は+0.7オーバー補正している。
LED照明はレンズのすぐ右側からだが、けっこう柔らかい光となり、
上の画面のような条件ではキツイ影も出ない。発光部にディフューザーを被せればさらに
柔らかい光になって、条件が悪くても影を薄くすることができる。
今日の写真は全て、コンパクトデジカメ「 μ TOUGH-6020 」で撮影したもの。