クヌギカメムシの幼虫

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冬の間に見つけることができなかったのは、クヌギカメムシのゼリー状卵塊だ。

意外にも都城市の中心部の公園で多数の卵塊を発見して、

卵塊が集中するのはクヌギの樹齢に関係しているのでは、と推測してみた。

しかし、うちの林のクヌギも樹齢は40年を超えている。

少ないながらもクヌギカメムシはいるはずなのだ。

そして、今日。クヌギのひこばえで、クヌギカメムシの終令幼虫を見つけた。

これはちょっと嬉しかった。

XA0216121.jpg成虫は緑色一色で地味であるが、幼虫には赤い紋様がある。

XA0216082.jpgもうじき羽化すると思われるほど、成熟した体つきである。

田んぼでは田植えの前の草刈り作業が盛んだが、冬の間に育った牧草の刈り込み作業も

あちこちで行われている。

XA0216591.jpg牧草は刈った後、天日で乾燥し、細長く土手状に整列させる。

刈り草の土手をまたぐように機械がそれを拾い集める。

ある程度集まると、ロールケーキにして、吐き出す。

XA0216532.jpg牧草ひとつにしても、さまざまな農機具が使われている。

うちの東にある池の水面に点々と白い浮遊物が目立つ。なんだろう?

XA0216344.jpg浮遊物の正体は、ハゼノキの落花だ。

うちの林には、ただ一本だけヒョロヒョロのエゴノキが生えているが、

すでに花盛りも過ぎ、地面に白い絨毯のごとく花を落としている。

池一面がハゼノキの落花に覆われているのを眺めていると、

突然、バシャン!!と派手に魚が跳ねた。

でっかいことは間違いない。誰かがここの池に魚を放つからだ。







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