コガネムシ

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ウスタビガ幼虫の一匹が繭を紡いでいた。

XA244535.jpgコナラの葉の葉柄を繭の固定場所にうまく利用している。

作業は昨夜あたりから始まったのだろう、幼虫の姿がまだ透けて見える。

ときおり繭上部から幼虫が頭を出してせわしく糸を吐く。

繭を支える柄は、いったい何本の糸が束ねてあるだろうか?かなりガッチリしている。

今朝は風がやたらと強く、風の止む瞬間を待っての撮影。

さて、今月の半ば頃から気になっていたことだが、今年はコガネムシが妙に多い。

妙に、というのも理由がある。

XA244469.jpg宮崎に来て初年度に印象的だったことの一つは、コガネムシがやたらと多いことだったが、

しかし2008年、2009年と、あれだけ数の多かったコガネムシが探してようやく見つかる

程度しか見られず、いったいどうなっているのか?と、ふしぎに感じていた。

コガネムシの発生消長には大きな年変動があるようだが、その原因はわからない。

嬉しいことに、うちの雑木林の中にもコガネムシは数多く見られる。

林縁から草原に棲むコガネムシが林内にも入り込んでいるのは、

徹底したササ刈りと、昨年クヌギの間引き伐採などをして、林内がかなり明るく

風通しもよくなっているせいだろう。

(写真:オリンパス EPL-1 パナソニック45ミリマクロ )

 
 マイクロフォーサーズのレンズが5本揃ったので、EPL-1ブラックを1台追加した。

水中撮影専用と考えていたEPL-1だが、使ううちに通常撮影でもじゅぶん仕事になると

思えた。なんと言っても価格が安い。いづれ後継機が出るにしてもあまり痛手にはならない。

通常の撮影ならEPL-1の小型軽量というメリットはたいへん大きい。

ただし、長時間露光、高感度撮影という面では前にも書いたがオリンパスカメラの場合

ノイズが強く、その場合はキャノンのEOSを使って凌いでいる。



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