東京から宮崎に移転しようと決めたとき、中古物件をネットで検索してみた。
キーワードはもちろん「田舎暮らし」だった。
いくつか条件に見合う物件があった中で、今住んでいる家は2件目にヒットしたものだった。
そして2007年の春から暮らし始めて、4年目となった。
これまでにもいろいろ生活面の話も書いてきたが将来田舎暮らしを考えている人にとって、
もっとも関心を寄せる部分であろう、電気、水など生活の基本をなすエネルギー環境に
ついて少し触れておこう。
わが家は田舎に違いないが、かといって山奥でもなく、たいへん見晴らしが良い開けた
環境にある。車の通行量も少なくない県道もすぐ近くを通っている。
だがしかし、、、、、、、、、、。
まずもって、わが家には水道がない。生活用水は全て井戸水。
水道管は400メートル離れた県道沿いを走っているが、そこから水道管をわが家まで
ひくとなると膨大な費用が必要だ。個人負担などできようはずがない。
三股町役場で調べてもらったのだが、我が家はともかく町内の隅っこにあって、
「ええ~!!こんなところに家があったと!!」と地図を眺めながら担当者も驚いたので
あった。
この場所では到底、水道管を新たに敷設することは不可能と言われた。
もっとも保健所で井戸水の検査をしてもらったところ、飲料水として問題無いことは
確認できている。
飲料水としてはたいへん美味しい水であり、冬は暖かく、夏は冷たい、という
井戸水ならではの長所があって、やはり田舎暮らしはいいなあ~と感じるのである。
がしかし、、、、、、、、、、、、、。
井戸水ならではの問題が最近になって発覚した。
入居当初から気になってはいたのだが、わが家の風呂は温水機で湯を沸かす。
夜間の低料金電気を使うシステムだが、電気温水機の普及率は九州では高いようだ。
ところがお湯の蛇口を見ると白い付着物が目立っていた。
そしてお湯の蛇口から熱湯の出が良くない。あきらかに配管が詰まっているようだ。
あまりにも給湯機からのお湯の出が悪いので、温水器も替え時とみて、
業者に相談してみたところ、電気温水機には井戸水は相性が悪く、
井戸水専用の機種は、日立にしか無い、ということがわかった。
しかも、その日立の井戸水対応機種であっても、井戸水の水質検査に適合しないと
設置できないことがわかった。
その水質検査の結果が今日になって届き、なんとわが家の井戸水は不適格であった。
その原因は、シリカ成分の含有量が多いためで、温水機内部の腐食につながるそうだ。
温水機もエコキュートという最近の機種だと工事費併せて、80万は越す。
けっこうなお値段だが、うちではエコキュートなどはそもそも設置できないのだ。
膨大な出費が無くなって、逆にホッとした。諦めるしかないのだ。
全国で井戸水を生活用水としている家庭はわずか3%という数字も聞いている。
田舎暮らしに井戸水はいかにも似合っているが、条件によっては電気温水機は
使えないのである。
では、これまで使ってきた我が家の温水機は、なぜ設置できたのか?
まあ、設置当時はけっこういい加減なことやっていた時代だったらしい。
水質など無視していたというのが真相であろうかと思う。
となると、わが家の風呂は今後どうやってお湯を沸かすのがいいのであろうか。
薪窯で沸かすというのが田舎暮らしには向いている。
薪の調達、火おこし、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。
風呂の問題はにわかに浮上してきたのだが、
今稼動している温水機が完全に壊れるまで、、、、あるいは冬を迎えるまでには
結論を出さねばならない。
まあ、要するにわが家では、オール電化などとはまったく無縁であることだけは確かである。
キーワードはもちろん「田舎暮らし」だった。
いくつか条件に見合う物件があった中で、今住んでいる家は2件目にヒットしたものだった。
そして2007年の春から暮らし始めて、4年目となった。
これまでにもいろいろ生活面の話も書いてきたが将来田舎暮らしを考えている人にとって、
もっとも関心を寄せる部分であろう、電気、水など生活の基本をなすエネルギー環境に
ついて少し触れておこう。
わが家は田舎に違いないが、かといって山奥でもなく、たいへん見晴らしが良い開けた
環境にある。車の通行量も少なくない県道もすぐ近くを通っている。
だがしかし、、、、、、、、、、。
まずもって、わが家には水道がない。生活用水は全て井戸水。
水道管は400メートル離れた県道沿いを走っているが、そこから水道管をわが家まで
ひくとなると膨大な費用が必要だ。個人負担などできようはずがない。
三股町役場で調べてもらったのだが、我が家はともかく町内の隅っこにあって、
「ええ~!!こんなところに家があったと!!」と地図を眺めながら担当者も驚いたので
あった。
この場所では到底、水道管を新たに敷設することは不可能と言われた。
もっとも保健所で井戸水の検査をしてもらったところ、飲料水として問題無いことは
確認できている。
飲料水としてはたいへん美味しい水であり、冬は暖かく、夏は冷たい、という
井戸水ならではの長所があって、やはり田舎暮らしはいいなあ~と感じるのである。
がしかし、、、、、、、、、、、、、。
井戸水ならではの問題が最近になって発覚した。
入居当初から気になってはいたのだが、わが家の風呂は温水機で湯を沸かす。
夜間の低料金電気を使うシステムだが、電気温水機の普及率は九州では高いようだ。
ところがお湯の蛇口を見ると白い付着物が目立っていた。
そしてお湯の蛇口から熱湯の出が良くない。あきらかに配管が詰まっているようだ。
あまりにも給湯機からのお湯の出が悪いので、温水器も替え時とみて、
業者に相談してみたところ、電気温水機には井戸水は相性が悪く、
井戸水専用の機種は、日立にしか無い、ということがわかった。
しかも、その日立の井戸水対応機種であっても、井戸水の水質検査に適合しないと
設置できないことがわかった。
その水質検査の結果が今日になって届き、なんとわが家の井戸水は不適格であった。
その原因は、シリカ成分の含有量が多いためで、温水機内部の腐食につながるそうだ。
温水機もエコキュートという最近の機種だと工事費併せて、80万は越す。
けっこうなお値段だが、うちではエコキュートなどはそもそも設置できないのだ。
膨大な出費が無くなって、逆にホッとした。諦めるしかないのだ。
全国で井戸水を生活用水としている家庭はわずか3%という数字も聞いている。
田舎暮らしに井戸水はいかにも似合っているが、条件によっては電気温水機は
使えないのである。
では、これまで使ってきた我が家の温水機は、なぜ設置できたのか?
まあ、設置当時はけっこういい加減なことやっていた時代だったらしい。
水質など無視していたというのが真相であろうかと思う。
となると、わが家の風呂は今後どうやってお湯を沸かすのがいいのであろうか。
薪窯で沸かすというのが田舎暮らしには向いている。
薪の調達、火おこし、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。
風呂の問題はにわかに浮上してきたのだが、
今稼動している温水機が完全に壊れるまで、、、、あるいは冬を迎えるまでには
結論を出さねばならない。
まあ、要するにわが家では、オール電化などとはまったく無縁であることだけは確かである。