ヘビを嫌う人は多い。
反対に、ヘビが大好きでたまらない人もいる。
私はどうか。
子どものころ、田舎道で目をつぶったまま母親の裾にしがみつき歩いた記憶がある。
昔はとにかくヘビが多かった。
駅から実家までの田舎道では歩を進めるごとにヘビが次々と横断していった。
ヘビに対する恐怖心はたいへん強かった。
そのくせ恐いもの見たさか動物園で真っ先に見に行くのは熱帯温室ケージで
とぐろを巻くニシキヘビだった。
それがなぜニシキヘビなのか?
理由はおそらく「野生の王国」というTV番組の影響もあるかと思う。
この番組ではパーキンス教授という動物学者?が登場し、
ジャングルの中でニシキヘビやアナコンダを生け捕りするシーンもあった。
パーキンス教授の体にヘビが巻きつき、「ああ、これ以上巻きつくと危険です!!」
などと緊迫したナレーションが入る。
泥水のような川で半身水に浸かっての大格闘の末、
助手に手伝ってもらって布袋に大蛇を押し込み紐で口を閉じ終えると、
観ている私もホッと、する。
びしょ濡れになったパーキンス教授はここでカメラに向かって
「ちょっとたいへんだったけど、大丈夫!
このアナコンダはもっと安全に暮らせる川に移住させます。」
などと、にこやかに語る。
この手の動物もの番組は、欧米に多い。
さて、少し長々と前置きを書くのも、
今日の写真はヘビ。
ブログを観てくださる方の中には、たいへんヘビを苦手にしている人も少なくない。
画像で見るのも嫌!!という心境もよくわかる。
なので、嫌な予感がする方は、ここから先スクロールを止めれば、写真画像を
見ないで済む。
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
さてさて、今日は蝮の死骸を見つけた。
見つけたのは私ではなく、うちに遊びに来てくれた小学6年生のお友達。
死骸は小さな幼蛇である。
見つけたときは裏返しになっていた。
腹側の黒まだら模様を見ればすぐに、蝮とわかる。
この特徴を教えてくれたのは、私の父だった。
蛇は見つかりしだい不幸にして殺されてしまうことが多い。
この蝮の死因はどうだったか、よくはわからない。
大きな外傷は見当たらないが、強く打撲されたことが死因のようにも見受ける。
私は今でもヘビは苦手な方だ。
小さな幼蛇こそ手で掴めるが、腕に巻きついてくるような大人のヘビは触れない。
ヘビの写真がずらりと並んだヘビ図鑑を開くのさえ、ちょっと不気味に感じる。
しかし、今日の蝮はうちに持ち帰って撮影してみた。
撮影した写真画像をモニター画面上で拡大して見てみると、
意外や恐怖心が薄れる。ヘビのディテールを眺めていると、なぜか安心できる。
生き物の姿がかもし出すイメージとは別に、生命体の持つ神秘さに触れるからだろう。
( 写真: EOS-5D シグマ50ミリマクロ )
反対に、ヘビが大好きでたまらない人もいる。
私はどうか。
子どものころ、田舎道で目をつぶったまま母親の裾にしがみつき歩いた記憶がある。
昔はとにかくヘビが多かった。
駅から実家までの田舎道では歩を進めるごとにヘビが次々と横断していった。
ヘビに対する恐怖心はたいへん強かった。
そのくせ恐いもの見たさか動物園で真っ先に見に行くのは熱帯温室ケージで
とぐろを巻くニシキヘビだった。
それがなぜニシキヘビなのか?
理由はおそらく「野生の王国」というTV番組の影響もあるかと思う。
この番組ではパーキンス教授という動物学者?が登場し、
ジャングルの中でニシキヘビやアナコンダを生け捕りするシーンもあった。
パーキンス教授の体にヘビが巻きつき、「ああ、これ以上巻きつくと危険です!!」
などと緊迫したナレーションが入る。
泥水のような川で半身水に浸かっての大格闘の末、
助手に手伝ってもらって布袋に大蛇を押し込み紐で口を閉じ終えると、
観ている私もホッと、する。
びしょ濡れになったパーキンス教授はここでカメラに向かって
「ちょっとたいへんだったけど、大丈夫!
このアナコンダはもっと安全に暮らせる川に移住させます。」
などと、にこやかに語る。
この手の動物もの番組は、欧米に多い。
さて、少し長々と前置きを書くのも、
今日の写真はヘビ。
ブログを観てくださる方の中には、たいへんヘビを苦手にしている人も少なくない。
画像で見るのも嫌!!という心境もよくわかる。
なので、嫌な予感がする方は、ここから先スクロールを止めれば、写真画像を
見ないで済む。
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
※
さてさて、今日は蝮の死骸を見つけた。
見つけたのは私ではなく、うちに遊びに来てくれた小学6年生のお友達。
死骸は小さな幼蛇である。
見つけたときは裏返しになっていた。
腹側の黒まだら模様を見ればすぐに、蝮とわかる。
この特徴を教えてくれたのは、私の父だった。
蛇は見つかりしだい不幸にして殺されてしまうことが多い。
この蝮の死因はどうだったか、よくはわからない。
大きな外傷は見当たらないが、強く打撲されたことが死因のようにも見受ける。
私は今でもヘビは苦手な方だ。
小さな幼蛇こそ手で掴めるが、腕に巻きついてくるような大人のヘビは触れない。
ヘビの写真がずらりと並んだヘビ図鑑を開くのさえ、ちょっと不気味に感じる。
しかし、今日の蝮はうちに持ち帰って撮影してみた。
撮影した写真画像をモニター画面上で拡大して見てみると、
意外や恐怖心が薄れる。ヘビのディテールを眺めていると、なぜか安心できる。
生き物の姿がかもし出すイメージとは別に、生命体の持つ神秘さに触れるからだろう。
( 写真: EOS-5D シグマ50ミリマクロ )