お盆休み

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今夏はお盆に帰省した。

実家は愛媛県なので、車だと宮崎から片道約8時間の行程。

鹿児島から飛行機を使えば、空港への移動時間を含めても3時間だが、

航空運賃が高過ぎる。

9日から今日の夕方まで家を空けていたが、うちに戻ってまず驚いたのが、

アオマツムシとタイワンクツワムシの鳴き声だった。

とくにタイワンクツワムシの鳴き声は爆発的に増えており、大合唱となっていた。

うちの林にはクツワムシとタイワンクツワムシの両種が生息しているが、

圧倒的にタイワンクツワムシの方が多い。


たしか10日ほど前に、林床でクツワムシの緑色型オスの姿を見て少しだけ安堵した。

それにしても、もうアオマツムシの鳴き声を聞くとは時期的に早いような気がする。


お盆とはいえ仕事を抱えているので、私の実家でも嫁さんの実家でも、

小さな撮影台を俄作りして撮影は続けていた。

被写体は2、3ミリの大きさだから、部屋の片隅などで静かに過ごせる場所なら

仕事はできる。

さて、松山の実家の庭で見つけたのがオオゴマダラエダシャク幼虫。

大きなシャクトリムシだ。

IMG_0606.jpg柿の枝を剪定していて、ふと塀の金網を見ればそこに止まっていた。

怒ったコブラのミニチュア版である。

IMG_0714.jpg実家でオオゴマダラエダシャクを見つけたのは初めてのこと。見つけた翌日には脱皮して

終令となった。


本日は宮崎の自宅に戻ってさっそく撮影の準備。

明日の朝まで撮影待機だ。

※ 16日の記事で、タイワンクツワムシではなく、クツワムシであったことを書いた。
タイワンクツワムシが多く、クツワムシは少ない、という思い込みが強かったこと、
鳴き声に関東近辺とは若干違う特徴が聞き取れること、など私の勘違いがあった。
傍線部分は訂正箇所です。


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