ハラビロカマキリ、そしてオニヤンマの面白い行動

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ハラビロカマキリの成虫は今月に入ってから見るようになったが、

まだ幼虫の数の方が多い。

本日、庭のヤシャブシの梢でふと目があったのが、褐色型の成虫であった。

IMG_0928.jpgハラビロカマキリの褐色型は少ない。年に2回、出会えればいいほうだ。


半月ぶりに草刈り作業をした。草刈り機では刈れない場所はしゃがみ込んで鎌を

使う。草刈り機は2台を使い分けるが、ワイヤーカッターで細かい刈り込みをしているうちに

オニヤンマのオスが近づいてきた。

オニヤンマは回転するワイヤーカッターの円盤部分にしっかりと視線を定め、

60センチ~1メートルあたりの空中にピタリと静止した。

こちらが動けば、オニヤンマもそれに合わせて静止位置を移動する。

なるほど噂には聞いていたが、これほど見事に反応するとは驚いた。

回転円盤の色や模様はそれほど厳密でなくても良いようだ。

しかし、もう少し実験してみたくもなった。

電池駆動の小型扇風機を使っている人もいるようだ。

地面近くを舞う小さな蛾を追う瞬間、刈り機のワイヤーがはじいた草が

オニヤンマに当たったようだ。それに驚いたかオニヤンマは遠くへ飛び去った。



( 写真:EOSー7D  シグマ50ミリマクロ 内臓ストロボ使用 )







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