奄美大島

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5日から鹿児島県、奄美大島に滞在。本日の午後、宮崎に戻ってきた。

島では天候にも恵まれ、そして現地の自然に詳しい方達に案内していただき、

たいへん充実した撮影と観察ができた。

鹿児島空港に戻ってみれば、「奄美大島は悪天候のため着陸できないときには

鹿児島空港に戻ることもあります」などと、アナウンスがあった。

私はかなりラッキーだったようだ。

ところが空港前の駐車場から出ようとしたら、左前輪がパンクしていた。

ジャッキアップしてスペアタイヤに交換。「なんでやねん!!」

近くのスタンドでパンク修理を依頼したところ

タイヤの損傷がヒドイので新品に交換することに。

しかもタイヤの在庫がないので取り寄せるのに50分も待たされた。

まあ、これくらいのことではめげないが、ちょっと疲れた。

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謎のキンカメムシ幼虫。最近、奄美大島に入り全島に生息しているようだ。

食樹、これも外来種の、アカギ。

アカギは街路樹をはじめ人里環境に多い。

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アカギはやたらと大木になるため、とくに町中では問題視されている。

そのアカギにつくキンカメムシは、実がたくさんなっている木を選んで卵を産むようだ。

幼虫も成虫も実の汁を吸う。それ以外は写真のごとく葉っぱに集団を作って休んでいる。

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上の写真は今朝、撮影した幼虫集団。羽化したばかりの赤い成虫と昨夜あたりに羽化した

色付いた成虫も1匹見える。撮影している間にも2匹の幼虫が羽化脱皮を始めた。

本種は東南アジアや中国に生息しているキンカメムシに酷似しているものがいるが、

はたして何処から国内に入ってきたのか、そのルートなどは調査ができていない。

したがって、まだ正式和名も付いていない。

7月のこと、私はある方と出会い奄美大島のこのキンカメムシのことを知った。



奄美滞在のいきさつなど、また明日に紹介したい。


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