奄美大島に行っている間に、庭のクヌギにあったヤママユの繭の一つが羽化していた。
成虫の姿はすでに無かったが、ともかく今年のヤママユの羽化時期はたいへん遅い。
近所のソバ畑を撮影してから戻る途中、ヒガンバナで吸蜜するナガサキアゲハのメスを
見かけた。なんと!これが有尾型のメスだった。
一瞬採集しようかとも思ったが、オスがやって来て追飛するようになったので、
飛翔シーンをねらってみた。しかし、シャッターチャンスはあまりなく、
証拠写真程度しか撮影できなかったのは残念。
しつこく待ってみようと思い、付近をウロウロしていたら何本か並んでいるクヌギが
気になった。
ふと梢を覗き込んでみるとヤママユのメスが止まっていた。
さらに近寄ってみると、交尾中であることがわかった。
野外で交尾を観察できたのは今回が初めてのこと。
以前、撮影した交尾は飼育下のことだったので、今日はけっこう嬉しかった。
オスは見ての通り、チョコレート色。
撮影しているうちに驚いて交尾が解け、雌雄とも地面に落ちてしまった。
交尾中のヤママユはたいへん神経質である。
交尾中の写真ではわかりづらいが、交尾していた場所はメスが羽脱した繭の傍だった。
おそらくメスが羽化したのは一昨日の夜あたりで
そこへオスが飛来して交尾が成立したと思われる。
それでも午後2時過ぎまで交尾していたわけだから、交尾時間は長い。
採卵したいのでメスは捕獲した。お腹は卵がぎっしりと詰まっていて大きく膨らんでいる。
(写真全て: E-620 ZUIKO D 14ー54ミリズーム )
成虫の姿はすでに無かったが、ともかく今年のヤママユの羽化時期はたいへん遅い。
近所のソバ畑を撮影してから戻る途中、ヒガンバナで吸蜜するナガサキアゲハのメスを
見かけた。なんと!これが有尾型のメスだった。
一瞬採集しようかとも思ったが、オスがやって来て追飛するようになったので、
飛翔シーンをねらってみた。しかし、シャッターチャンスはあまりなく、
証拠写真程度しか撮影できなかったのは残念。
しつこく待ってみようと思い、付近をウロウロしていたら何本か並んでいるクヌギが
気になった。
ふと梢を覗き込んでみるとヤママユのメスが止まっていた。
さらに近寄ってみると、交尾中であることがわかった。
野外で交尾を観察できたのは今回が初めてのこと。
以前、撮影した交尾は飼育下のことだったので、今日はけっこう嬉しかった。
オスは見ての通り、チョコレート色。
撮影しているうちに驚いて交尾が解け、雌雄とも地面に落ちてしまった。
交尾中のヤママユはたいへん神経質である。
交尾中の写真ではわかりづらいが、交尾していた場所はメスが羽脱した繭の傍だった。
おそらくメスが羽化したのは一昨日の夜あたりで
そこへオスが飛来して交尾が成立したと思われる。
それでも午後2時過ぎまで交尾していたわけだから、交尾時間は長い。
採卵したいのでメスは捕獲した。お腹は卵がぎっしりと詰まっていて大きく膨らんでいる。
(写真全て: E-620 ZUIKO D 14ー54ミリズーム )