ハラビロカマキリ、褐色型

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松山から約8時間を経てわが家に戻ったのが午後3時40分。

八幡浜~臼杵のフェリー船内では2時間ほどたっぷり睡眠がとれた。

横揺れ防止のスタビライザーはかなり効果がある。

スタビライザーを搭載しているのはオレンジフェリーの新型船である。

船便の時刻がうまく合えば、できるだけオレンジフェリーを利用するようにしている。

八幡浜は、開くと「やはたはま」かとずっと思っていたが、

今朝のことフェリー乗り場の看板を見ると「やわたはま」と書いてあった。

声に出してみると、たしかに「やはたはま」は言いにくい。


さて、25日から今日まで、愛媛県、松山市の実家に滞在していた。

この間、今抱えている仕事の室内撮影も続けて行っていた。

仕事の合い間、外を歩いていると、

実家のすぐ近くで、ハラビロカマキリの褐色型を見つけた。

今年はこれで3匹目となった。

IMG_0395.JPG室内撮影の仕事も目処がついたので、昼間の時間が一日だけ空いた。

そこでせっかく松山まで来たのだから、北条の溜め池まで出向いて、

ナニワトンボとオオキトンボを見ておこうと思った。

今では北条は合併して松山市となっているが、

私が松山に住んでいるころは北条市であった。北条は松山の北に接してある。

長く松山に住んでいながら、ナニワトンボのことを私は知らずに過ごしてきた。

昨年の夏、北九州市でトンボ写真家の方たちと飲みながら、北条のナニワトンボのことが

話題に上がった。そのとき意気投合して「ナニワトンボ参りに行こう!」ということになった。

しかし、その後「ナニワトンボ参り」のことをすっかり忘れていた。

私はどうもトンボのことでそれほど情熱的になれない性質なのかもしれない。

そもそもナニワトンボは文献上でしか知らず、実物を見たことがなかった。

ナニワトンボのどこが魅力的なのか、正直言って私にはまったくわかっていなかったのだ。

ナニワトンボのことについては明日、詳しく紹介してみたい。


今日は雲が多く、はっきりとしない天候であった。

松山よりかわずかに気温は高めだが、こちら南九州も20度を下回りけっこう肌寒い。

日が暮れてから西空が赤く染まった。

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