コナラ

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昨年、修理出ししておいたチェンソーはすこぶる調子が良い。

コナラの大木を切り倒す時間は10分と掛からなかった。というか、それが普通なのだろう。

うちの林の一番東にあったコナラはほぼ45度傾いて生えていたので、

切り倒す方向などそれほど神経質にならずとも済んだ。

倒れる方向が都合よい場合は一人でも作業ができるので助かる。

メキ、メキ、と静かな音がし始めてからドスンと一気に倒れた。

コナラ伐採2.jpg太い枝から切断していたら、切断面から樹液が滴り始めた。

慌ててチェンソーを置き、カメラを向けて撮影。

来年出す予定の写真絵本では、是非使いたい絵柄である。

撮影に夢中になってしまい、滴り落ちる樹液をコップに集めることを忘れていた。

残念だがまたチャンスはある。指で受け止めて舐めてみたが、ほとんど味は無い。

まるで真水のごとし。

年輪を数えてみたら、樹令は約37年であった。





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