サラサリンガ、幼虫巣

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今日は北風がたいへん強く、火山灰の白い煙があちこちで吹き荒れていた。

できれば外出は控えたい、そんな気持ちになる。

WW120056.jpg昨日、幼虫の行進が見られたクヌギには幼虫巣があった。

WW120063.jpgサラサリンガの幼虫巣はじつに巧妙な出来映えであり、鳥ですら見過ごしてしまうのかも

しれない。クヌギの樹幹の窪みをうまく利用したテント巣をそっと指先で押さえてみると、

すでに住人は居ないようであった。

ここしばらく、いや今冬の山仕事はもう諦めるしかないように思える。

火山灰の降り積もった林は何をするにせよ灰まみれになる。

防塵マスクをしたままでは、作業効率が悪く長時間の作業は無理だ。

これから降雨の影響などを見極めながら作業再開を待ってみたいが、

そうこうするうちに林の春はどんどん進行していくだろう。

IMG_4160.JPG


( 写真上、中: E-PL2 M.ZUIKO D14-42ミリズームレンズⅡ )

( 写真下: EOS-7D  EF100ミリマクロ IS )








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