受け入れること

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「ドドドッカ~ン!!」噴火音と同時に空振による窓ガラスの振動音で目が覚めた。

時計を見れば、午前5時過ぎ。

ああまだ45分は寝れるなあ、と布団に潜り込んだ。



雨が降ると地域によっては火砕流などの危険性が高くなる。

いわゆる二次災害が発生するので、雨が降って欲しいとは声高に言いにくいが、

しかし、雨が降ると灰の飛散が一時的ではあっても治まり、

木々の灰もいくぶんかは洗い落とされるので、内心ホッとする、と白状しておこう。

敷地内でかき集めた火山灰はビニール袋に入れて家の前に積んでおくと、

町役場のほうで回収に来てくれることになっている。

今日はその回収が地区を回ったそうだが、うちは辺鄙なためか回収されてなかった。

嫁さんも最初から諦めてはいる。だから自力で町指定の灰捨て場に持っていくしかない、

と、半ば覚悟はしている。でも問題は運搬車両である。

軽トラさえあれば、そう感じる瞬間が田舎暮らしをしているとたいへん多い。

WW140081.jpgうちのすぐ近くの畑。右隣の畑はつい最近耕したので黒々としており、

灰を被った様子がよくわかる。

じつは上の写真はE-PL2のドラマチックトーンで撮影したもの。

これをノーマルで撮影したものが次の写真。

雨上がりのせいでノーマル写真では灰の色が抑えられているが、

ドラマチックトーンの写真画像では灰の白さが強調されている。

WW140080.jpg




(写真:E-PL2  14-42ミリズームレンズ )


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