ゴマダラ×ゴマダラ

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この道でこれまで人に出会ったことがない。この辺りは三股町、梶山地区。

いや三股町の私が好んで訪れる場所では、農家の方ですら滅多に会わない。

クヌギみち.JPGこの道はクヌギが2列に行儀良く長く並んでいるので、クヌギ道と勝手に呼んでいる。

道の一番奥は畑で行き止まり。そこから元へ引き返すとオドリコソウが咲いていた。

「へえ~!?こんなとこに。」

オドリコソウ1.JPG「オドリコソウが見たいのですが。」と問われて、私の記憶にあった花の場所は一箇所。

「めがね橋に抜ける道の手前、畑の角っこに生えている場所ありますけど。」

そういえばオドリコソウは珍しい花でないにも関わらず、意外と出会っていない。

昔はもっとあちこちに咲いていたと思う。今日は三股町で2箇所目を見つけたわけだが、

まさかそんなに少ないわけがないだろうと思いたい。もっと大きな群落を見つけたくなった。

上米公園は昨日、スミナガシやアオバセセリの観察をしたいという方達を案内したばかり

だが、今日は天気が良いので再び訪れてみた。

クリの葉ではゴマダラオトシブミがゆりかご作りを始めている。

ゴマダラオトシブミ初仕事.JPG完成したゆりかごが見つからないから、今日が初仕事だろうか?

1メートルほどの小さなエノキが道沿いに生えていた。

葉の上にゴマダラチョウ幼虫の抜け殻があった。

ゴマダラぬけがら.JPGなるほどすぐ近くに太った幼虫がいた。

ゴマダラつまむ.JPG葉は真下に向いて垂れて、まるで体重計。

一匹いるならもう一匹くらいいてもおかしくはないよな、そう思いながら奥を覗くと


セカセカ歩いて葉っぱにご帰還中のがいた。

                                     「よオ!!」

ゴマダラかお.JPG君らが蛹になるころ、また来てみるよ。おぼえていればね。



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