アオスジアゲハの羽化

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フィールドを歩くとき、どこで足を止めるかそのタイミングで出会う虫も決まる。

今日は普段なら素通りする場所で足を止めてみた(三股町)。

いやとくに何があったというわけではないが、影になっている崖のあたりが、

ちょっと気になっただけのこと。

それで何となくジーッと影のあたりを見つめていたら、たしかに何かがいた。

近寄ってみれば、羽化したてのアオスジアゲハだった。

アオスジアゲハ羽化1.JPGタブノキのひこばえに越冬蛹があって、その蛹が羽化したのだ。

強風に煽られて翅がユラユラしているところを見れば、まだ羽化直後のようだ。

レンズを変えて撮影してみれば、雰囲気がまたく別になる。


アオスジアゲハ羽化2.JPGさて、このあと薄暗い林のなかで、ワカバグモの♂に目がいった。

そのワカバグモに近寄ってみると、すぐ近くにヒゲナガガの一種がいて気になった。

そうやって立ち止まり、2メートル四方の場所に留まっていると、

初めて見る花があった。これは何だろう?目線が次々と移っていく。

IMG_0048.JPGあとで調べてみると、キバナチゴユリらしい。

IMG_0040.JPGキバナチゴユリは分布が限られているようだが、なんとも可愛い花である。

ああ、ちょっと蛇足だが、

今月のはじめ頃、ムカシトンボの撮影中に水没してしまったオリンパスのストロボ

FL-36Rがなぜか復活して、今では仕事に使っている。

水没.JPG水没したストロボを修理に出す気分ではなかったが、これまでどおりに稼動してくれるので

助かっている。


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